投稿日:2007-01-03 Wed
あけましておめでとうございます。ことしもどうぞよろしくお願いします。
新年一発目は、この作家の本です。
ポール・オースター。
通(?)に評判の作家で、独特の幻想を交えた作風は多くの人を魅了しているらしい。
この著者の本は、「ルル・オン・ザ・ブリッジ」を読んで以来の読書です。
ということで、きょうはポール・オースター著
「ティンブクトゥ」
感想です。
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この本の主人公、語り手はミスターボーンズ。
犬の視線で描かれます。
ミスターボーンズの飼い主というか、相棒はウィリー。
定職につかずに気が向けば放浪の旅に出るウィリー。
物語は、旅先でウィリーが力尽きて倒れているところから始まる。
ミスターボーンズは、ウィリーに促され、新たな飼い主を見つける孤独な旅にでる。
その先々で出会った人や出来事。
また、空想やウィリーの思い出が語られます。
文章がやっぱり独特で、とっつきにくいね。
これは、途中で挫折か?と思って読んでいたら、面白くなってきた。
なんといっても語りの妙。巧みな表現。的確の比喩。
文学の魅力に満ちているね。
最初、犬と人間の関係がよくつかめなくてわけがわからなかった。
どっちがどっちなのか。
これから読む人のために・・・・。
ウィリー → 人間 (飼い主)
ミスターボーンズ → 犬(ペット)
この関係と名前を覚えていればもう大丈夫。
読んでいくうちに完全にミスターボーンズと一緒になっていた。それで、心細くて、不安で・・・。
最後はホントに切なくて切なくて。
人間でも分かり合える人とであうのはとても難しいこと。
ウィリーとミスターボーンズ。
この二人は、分かり合える相手がたまたま人間と犬だっただけのこと。
まさに、魂と魂のつながる相手だったのだ。
それだけに互いが相手のことを思いやる。
ああ、切ない。
こんな相棒に出会えたらなんて素敵だろう。
ペットやそれ以上の関係となる存在を感じた一冊です。
![]() | ルル・オン・ザ・ブリッジ ポール・オースター (1998/10) 新潮社 この商品の詳細を見る |
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2007-01-05 金 02:05:51 |
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まずは…明けましておめでとうございます!
トラバ&コメントありがとうございました
飼い主と犬の物語って切ないですね〜
私も犬を飼っていますが、幸せだと思ってくれてるといいなって思っちゃいました
トラバ&コメントありがとうございました
飼い主と犬の物語って切ないですね〜
私も犬を飼っていますが、幸せだと思ってくれてるといいなって思っちゃいました
>Ray さん
これほどまでに濃密な関係って対人間でもなかなかないように思います。
これほどまでに濃密な関係って対人間でもなかなかないように思います。
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