■プロフィール

タウム1

Author:タウム1
FC2ブログへようこそ!

「自分の感性くらい 自分で守れ ばかものよ」 茨木のり子

この言葉を肝に銘じて、本や映画を鑑賞しています。
やっぱり読書はいいですね。
いつも何かしらの本を読んでいます。
ミステリーから純文学まで・・。
特にノンフィクションはやめられないですね。
知らなかったことがわかる快感、魂の解放って感じで・・・。

オススメ本・・・「おそめ」 伝説のホステスの生涯。何ともいえない思いになりますよ。 「わたしを離さないで」 この気高く、奥深い感じ。小説の魅力に満ち溢れてます。 オススメ映画・・「イン・ザ・ベッドルーム」 二人の女優の演技にホレボレします。  「ザ・コンテンダー」 信念を貫くとはこういうこと。強いメッセージを感じますよ。

■広  告


■最近の記事
■最近のコメント
■最近のトラックバック
■月別アーカイブ

■カテゴリー
■ポチっとお願いします。
■あし@

■ブロとも申請フォーム
■ポチッとな・・・

にほんブログ村 映画ブログへ にほんブログ村 本ブログへ

■ブロとも一覧
■ブログ内検索

■RSSフィード
■リンク
■FC2カウンター

■広   告

お金持ちの親戚の家で過ごした日々 小川洋子著「ミーナの行進」
博士の愛した数式」で本屋大賞を受賞した著者。

この本、「博士・・」で少年を描いたので今度は少女の物語を描こうと書かれた作品だとインタビューで著者本人が言っていました。

ということとで今日は、注目の作家、小川洋子の最新長編

ミーナの行進

の感想です。

ミーナの行進 ミーナの行進
小川 洋子 (2006/04/22)
中央公論新社
この商品の詳細を見る


本を読み始めるときに、どんな内容か予想しながら読む。
まったく予想通りだと面白くないんだけど、ある程度予想通りで、いい意味で予想を裏切ってくれるともう大満足になる。

この本は、まさにそんな本だった。
少女時代の宝物のような日々のお話だが、その世界は本当に愛らしくていつまでもその世界に浸かっていたいと思わせる魅力にあふれている。

母が洋裁学校に行くために、一年間、芦屋のお金持ちの親戚の家に預けられることになった朋子。

その家での一年間の暖かく、優しい日々の様子を描いている。

著者のこのおとぎ話のような世界を彩る小道具や設定が素晴らしい。
病弱な従兄弟のミーナ。
ポケットにはかわいらしい絵が書かれたマッチを持っている。
学校には、家で飼っているカバに乗って登校。
光線浴という治療もどきの部屋で、光にあたったり・・・。

他の登場人物も愛らしい人ばかり。
父親は、清涼飲料水の「フレッシー」を製造販売する会社の社長。
その母、ミーナの祖母はドイツ人で日本語が少し苦手。
ミーナの母は、いろいろな本の誤植を探すことを趣味としていて、米田さんという家政婦さんは家事で忙しいが、空いた時間のほとんどを検証応募に充てている。小林さんというカバのポチ子の世話係の人も登場する。

エピソードのそれぞれがスムーズに折り重なって、一冊読むのにほとんど苦もなく読める。
まぁ、とにかくよかったですよ。

ミュンヘンオリンピックの日本バレーチームの活躍。
ミーナの初恋と流星群。
マッチの絵から広がる物語。
ほとんど家に居ない伯父さんの机に集まる壊れた物たち。
図書館司書のとっくりさんに対する淡い恋心。

ああ、ほんとかわいらしい魅力に満ち満ちているよ。

それらのエピソードを通り過ぎ、結末になる頃にはこの本の世界にいつまでも浸っていたいと泣きたくなった。

ポチ子ーーーーっ。
好きなだけ尻尾振って、俺にフンを浴びせかけてくれ。

それから、挿絵の素晴らしさも付け加えておきます。
作品の世界観をさらに豊かにするこの絵に何度も魅せられた。
おとぎ話のようなマッチの絵がなんとかわいいことか。
 
この郷愁と懐旧。

心穏やかに、そして、優しくなれる一冊です。

ランキング参加中。クリックお願いします
↓↓↓↓↓↓↓


博士の愛した数式 博士の愛した数式
小川 洋子 (2003/08/28)
新潮社
この商品の詳細を見る


博士の愛した数式 博士の愛した数式
寺尾聰 (2006/07/07)
角川エンタテインメント
この商品の詳細を見る



読まなくなった本・漫画。そのほか不用なCD・DVDはここに売りましょう
本・CD・ゲーム・DVD「お売りください」イーブックオフ

本・CD・DVDを売ってみませんか?高価買取なら livedoor?リサイクル


レンタルなんて面倒くさいという方。家に居ながら好きな映画が観られます。
<★ 映画もアニメも、格闘技も ★>見たい作品は、見たい時に見る!

【PCがあればそこが映画館♪】
レンタルビデオに行くよりお得っ!映画を月2本525円で視聴!シネマナウへGo! 



格安DVDならここ!
CD/DVD 買うならタワーレコード
スポンサーサイト


テーマ:オススメ本 - ジャンル:小説・文学

小説 | 10:29:49 | Trackback(2) | Comments(12)
コメント
ポチ子
ポチ子に会いたくて名古屋の東山動物園に行ってきました。
すっかり魅せられています。
2006-10-22 日 12:55:12 | URL | 麗 [編集]
コメントありがとうございました♪
折角TBして頂いたのに楽天以外のユーザーからは受け付けないような設定にしているので表示されてないんです。どうもすみませんでした。
ということでコチラから‥と思ったらコチラもユーザー以外は受け付けてないんですね(笑)
よろしければまたいらして下さいね♪
楽天はURLを入力できないので本文に書き込んで頂ければ伺いやすいのでよろしくお願いしますヽ(*^。^*)ノ
2006-10-22 日 13:17:58 | URL | ayafk [編集]
こんにちは^^
両方とも読みたいと思いつつ
お金と時間の問題で読めずにいるんですよね(・д・;
また余裕ができたら読んでみたいと思います^^
2006-10-22 日 15:21:01 | URL | シン@偽哲学者 [編集]
コメント ありがとうございます
> 麗さん

ポチ子・・・実在のカバなんですか・・。
知りませんでした。
実際のポチ子も寡黙でおおらかなんでしょうね。

>ayafkさん

TBできないんですか、しりませんでした。
こちらは、ユーザー意外も受け付けていると思いますが・・・。

>シン@偽哲学者さん

訪問、ありがとうございます。
チャンスがあったらぜひ・・・。
2006-10-22 日 15:43:37 | URL | タウム [編集]
管理人のみ閲覧できます
このコメントは管理人のみ閲覧できます
2006-10-22 日 19:47:41 | | [編集]
はじめまして
TBからやってきました
この本の挿絵は評判がいいですね
マッチ箱の絵がまさに童話的でした
2006-10-22 日 22:47:53 | URL | 雪になあれ [編集]
こんにちは。TB&コメントありがとうございました。
私も本が好きで、極力読もうと思っていますが、「読書してます!」と言えるまでは読んでいないような。。。
タウムさんは色々読まれているようなので、今後参考にさせていただきますね。これからもよろしくお願いします。
2006-10-22 日 23:43:53 | URL | rats [編集]
コビトカバ
言葉足らずでごめんなさい。
小説上のポチ子はコビトカバという世界四大珍獣のカバでリベリアからきました。
コビトカバは名古屋の東山動物園に2頭います。小次郎と小夏という名前です。オスの小次郎はポチ子と同じ時代1976年に来園しています。
夕方に訪れたのですが、ゆっくり干し草を噛んでいましたよ。水浴びする姿も見てみたいです。
2006-10-23 月 13:41:17 | URL | 麗 [編集]
コメント、TBありがとうございます。
いいお話しでしたね。
私は関西在住なので、朋子が暮らしたお屋敷は
身近な感じとして想像しました。
ポチに乗って登校するミーナ。
これにはちょっとびっくりしましたが、
ポチ子はこのお話しの中で重要な存在ですね。

私は普段あまり本は読みませんが、小川洋子さんだけは
いつも新刊が出ると読んでいます。
また時々タウムさんの感想なんかも
参考にさせて頂いて、いろんな本にを読んで
いきたいと思います。
2006-10-23 月 17:06:15 | URL | まりりん [編集]
コメント ありがとうございます
>雪になあれ さん

本当にこの独特の優しい世界に見せられまして。
素晴らしい挿絵にも・・・。

> rats さん

参考にしていただければうれしいです。
特にオススメはノンフィクションです。
結構ぐっと来て、考えさせられる作品が多いですよ。

> 麗さん

生でみるカバはなかなかいいものなんでしょうね。
カバは、水の中では意外と俊敏で凶暴だとテレビで見た記憶があります。そして、ピンクの汗を流すというのも・・。
結構、特異な存在の動物なのかもしれません・・。

>まりりんさん

著者の作品は、これが二冊目ですので、それ以外の作品も読んでみようと思います。
2006-10-24 火 07:04:23 | URL | タウム [編集]
茨木のり子
最初にコメントさせて頂いた時から気づいていましたが
「自分の感受性くらい」の一文にも惹かれていました。
私が茨木さんの詩で一番好きなのは
「汲む」です。いつも励まされています。

2006-10-24 火 09:40:58 | URL | 麗 [編集]
コメント、ありがとうございます
>麗さん

茨木さんはテレビで取り上げられていたのを見て、はじめてその存在をしり、この詩もそのときに知って、強い衝撃をうけました。
「汲む」・・。
ぜひ今度読んでみます。
2006-10-24 火 19:59:03 | URL | タウム [編集]
コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

ミーナの行進*小川洋子
☆☆☆☆・ ミーナの行進小川 洋子 (2006/04/22)中央公論新社 この商品の詳細を見る美しくてか弱くて、本を愛したミーナ。あなたとの思い出は、損なわれることがない――懐かしい時代に育まれた、二人の少女と、家族の物語。 2006-10-22 Sun 16:57:08 | +++ こんな一冊 +++
ミーナの行進
ミーナの行進 小川洋子著 中央公論新社 2006年4月25日初版 読売新聞連載・毎週土曜日 2005年2月12日~12月24日 この小説を読んだ印象は、著者が思い出の全て、記憶の全てを書いていることです。 しかも丁寧に、大切に、普段の作風とは違う・・ 2006-10-22 Sun 22:43:44 | 雪になあれ

FC2Ad