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タウム1

Author:タウム1
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「自分の感性くらい 自分で守れ ばかものよ」 茨木のり子

この言葉を肝に銘じて、本や映画を鑑賞しています。
やっぱり読書はいいですね。
いつも何かしらの本を読んでいます。
ミステリーから純文学まで・・。
特にノンフィクションはやめられないですね。
知らなかったことがわかる快感、魂の解放って感じで・・・。

オススメ本・・・「おそめ」 伝説のホステスの生涯。何ともいえない思いになりますよ。 「わたしを離さないで」 この気高く、奥深い感じ。小説の魅力に満ち溢れてます。 オススメ映画・・「イン・ザ・ベッドルーム」 二人の女優の演技にホレボレします。  「ザ・コンテンダー」 信念を貫くとはこういうこと。強いメッセージを感じますよ。

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注目作家の短編集 荻原浩著「押入れのちよ」
映画化もされた「明日の記憶」がベストセラーとなった荻原浩
この著者の短編集が、週刊ブックレビューで取り上げられたので何となく読んでみました。

というわけで今日は荻原浩

押入れのちよ
の感想を・・・。

押入れのちよ 押入れのちよ
荻原 浩 (2006/05/19)
新潮社
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この著者の作品に触れるのは今回が初めて。
だから、どんな作家なのかはまったくつかめないまま読み始めました。

一言でいうなら、

安定した筆力の娯楽作家

といった感じです。

表題作をはじめとする9編の短編が収められていますが、どれも死や異界にまつわる内容があり、希望や恐怖や笑いなど様々な感情をそれぞれ引き出してくれます。
まぁー、楽しめました。

序盤は、作家の実態がつかめないから恐る恐る読んでいたけど後半はもう完全にハマッたよ。ページを繰る手が止まらないほど面白かった。

明日の記憶」ってたしか感動する話だったとおもう。
だからこの本も、人生に敗れた人が何か新たな希望の光を見つけてそれに向けて力強く歩き始めるというような内容かなとうっすら考えていたが、ぜんぜん違いました。

ホラーやブラックなコメディーなど悪意に満ちているものが多く、この著者はこういうものの方が本来の魅力なんじゃないかと思ってしまう。

表題作は、失業中の男が家賃の安いアパートを借りたら押入れに明治の時代の少女の幽霊がいたという話。
どっちかというと感動する話で、男の再生の物語。
これはこれでいいですよ。

でもオススメは、やはり悪意の短編。
「殺意のレシピ」「介護の鬼」「予期せぬ訪問者」「木下闇」
の4編。
著者の初期の短編にあたるこれらはもう一気に読めます。

書いてるほうもノッて書いてる感じがした。

倦怠期の夫婦が互いに食事に毒を盛りあう、「殺人のレシピ」

介護を偽りながら、実際は寝たきりの義父を虐待していた女が、義父からの復讐におびえる「介護の鬼」

愛人の死体の処理中に、部屋に詐欺師がやってきた男の困惑を描いた「予期せぬ訪問者」

幼いころに親戚の家で失踪した妹の事件の真相を知る「木下闇」

なかでも「介護の鬼」は、中年女の腹の中を思う存分描いている。
くすくす笑いながら読んで、最後はちょっとすっきりするような読後感でとても面白かった。

力のある作家だろうと容易にわかるほどどれも読ませます。
とっつき難さもあまりないし・・・。

秋の夜長に、たっぷり楽しめる一冊です。

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テーマ:ブックレビュー - ジャンル:小説・文学

小説 | 23:42:58 | Trackback(2) | Comments(8)
コメント
はじめまして!TBありがとうございました(^^)
私は、どちらかというと表題作の「押入れのちよ」みたいな作品が、好きです!
先日ドラマ化された「僕たちの戦争」も・・・!
「神様からひと言」も良かったですよ~♪
今も「なかよし小鳩組」という本を読んでいますが、荻原さんって猫嫌いなのかなぁ・・・って。かなりブラックなところがあります(涙)
タウムさんは、「コールドゲーム」や「噂」の方が、いいのかな・・・?
なんだかもの凄い、荻原ファンみたいな私ですが(笑)、また何かありましたら、宜しくお願いします♪
2006-10-13 金 00:17:41 | URL | 空 [編集]
タウムさん、はじめまして。
TB&コメントありがとうございます。
上記の空さんと同じく、私もこの作品の作風が好きです。
荻原さんは、色々なジャンルの本を描かれているようで、ほぼコンプリートしている母の意見をきいて読んでいますが、今のところ「僕たちの戦争」が1番面白かったです。「噂」もブラックなりに大好きですけど。
どちらも読みやすいので、タウムさんもぜひ。
2006-10-13 金 18:03:00 | URL | ブラッド [編集]
コメント ありがとうございます
>空さん 

やっぱり、「介護の鬼」の加速していく感じが面白かったです。
ちよの運命の過酷さにもジーンと来ましたよ。
勇気をもらえるような話でした。


>ブラッドさん

ありがとうございます。
せひせひ参考にさせていただきます。
2006-10-14 土 01:31:36 | URL | タウム [編集]
TB&コメントありがとうございます!
感性って本当に人それぞれですよね。
他の方の感想を見るのはとても楽しいです。
また来てくださいね。
2006-10-15 日 21:15:42 | URL | fuyor [編集]
TB&コメントありがとうございました。
「ちよ」が荻原さんの1冊目ということですが
他にも面白い作品がたくさんあるので、お勧めいたします。
空さんお勧めの本に加え、私は「メリーゴーランド」も
なかなかよかったと思っています。
どの作品にも愛すべきキャラクターが登場し
どこか温かさを感じるのが荻原さんの良さだと思います。
では、お互い読書の秋を楽しみましょう!
2006-10-17 火 01:35:25 | URL | hitomi [編集]
コメント ありがとうございます
>fuyorさん

どの作品がおもしろいかそろぞれ違いますよね。
意見がちがうからこそいいんだとも思いますが・・・。

>hitomi さん

推薦ありがとうございます。
荻原さんは読者に対してサービス満点の作家ですよね。
ぜひ、参考にさせていただいて、早速読書スケジュールに組み込みたいと思います。
2006-10-20 金 19:53:45 | URL | タウム [編集]
お久しぶりです。NKです。
私も本が大好きです。でも、今は忙しくて読む暇はあまりありませんね(苦笑)。
この本、ほしかったのですが題名を忘れていたんですよ!
「押入れのちよ」でした!おかげで思い出しました!ありがとうございます!
今度買って読んでみます!

それと、お伝えしたい事があります。デスノートの映画(前編)が今週、金曜ロードショーで放送されます。
私はまだ見ていないので楽しみです。
2006-10-23 月 18:56:12 | URL | NK [編集]
コメント ありがとうございます
>NKさん

訪問ありがとうございます。
この本、バラエティー豊かな短編集で、飽きないです。
「デス・ノート」異例の早さのテレビ放映です。
後編がもうすぐ公開なのがその理由です。
楽しめるといいですが・・・・。
2006-10-24 火 07:17:37 | URL | タウム [編集]
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小説 「押入れのちよ」 荻原浩
*愛らしく不憫な幽霊(14歳・明治生まれ)と失業中のサラリーマンが、奇妙な同居 2006-10-13 Fri 00:19:19 | 空の「一期一会」
押入れのちよ 荻原 浩 ★★★★
「ちょっと怖い」ようなお話を集めた荻原さんの短編集。ホラーとミステリーを交えた短編ですが、どれも荻原さんらしいユーモアとスパイスがきいていて楽しめました。☆お母さまのロシアのスープ荻原さんらしいブラックさが際立ちます。短編だから軽くて浅いんですけど。コメ 2006-10-13 Fri 17:53:02 | ほんの日記

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