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タウム1

Author:タウム1
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「自分の感性くらい 自分で守れ ばかものよ」 茨木のり子

この言葉を肝に銘じて、本や映画を鑑賞しています。
やっぱり読書はいいですね。
いつも何かしらの本を読んでいます。
ミステリーから純文学まで・・。
特にノンフィクションはやめられないですね。
知らなかったことがわかる快感、魂の解放って感じで・・・。

オススメ本・・・「おそめ」 伝説のホステスの生涯。何ともいえない思いになりますよ。 「わたしを離さないで」 この気高く、奥深い感じ。小説の魅力に満ち溢れてます。 オススメ映画・・「イン・ザ・ベッドルーム」 二人の女優の演技にホレボレします。  「ザ・コンテンダー」 信念を貫くとはこういうこと。強いメッセージを感じますよ。

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もがき続ける中東の国々   田原 牧 著 「ジャスミンの残り香  アラブの春が変えたもの」
「ジャスミンの残り香 アラブの春が変えたもの」
田原 牧 著



理想の社会を目指して、もがき続ける中東の国々の今の姿。










若い頃に中東の大学に留学していたという著者。
アラブの春で中東がどう変わったかを知るために、
中東を訪れて、その状況を報告している。


日本人から見ると、複雑に入り組んでいるように見える中東の国々とその情勢。
本書を読んでもそれがすっきりと解消されるわけではない。
(むしろもっと混乱するかも・・・それはないか)
とにかくいろんな派閥や氏族やグループが乱立していて、
それらの利害関係が複雑に絡み合って、
今の中東の情勢を理解するのは専門家でも難しいかもしれない。

著者はその中東の国々の報道される姿とは別の姿を
市井の人々の声も紹介しながら伝えている。
レポートの合間に、中東に関する考察や、
これまでの中東の国々の対立なんかの解説もあり、
その辺はとても参考になる。

ただ、専門用語や中東独特の表現が混じっていて、
文章としてはかなり読みにくかった。
(単語をメモしながら読み進むと理解しやすいかも)

日本でよく聞く単語も著者のこだわりで、
ちょっと違って表記されていたり。

スンニ派  ⇒ スンナ派
アラファト ⇒ アラファート
カダフィー ⇒ カッザーフィー
ヒズボラ  ⇒ ヒズブッラー

ちょっとしたことだが、なんか気になってしまった。
表記としては著者の方が近いのかもしれないが。


大規模なデモの民衆の力が独裁政権に終止符をうたせることにつながったが、
少し前の日本の反原発のデモと比較して失望しているところも印象に残る。

誰もが(中東の人だろうが日本人だろうが)等しく、
もっといい社会を目指しているのは同じだと思うが、
中東の人たちの今を変えようとか、
自分たちの理想を現実にしようとして、
常に行動しているその情熱にただただ感心してしまう。
格差や貧富の差が激しいことから来るのかもしれないが、
反原発の気運が高まったと思いきや、
結局まるくおさまってしまう日本人とは大きく違う。
日々の生活を投げ出しても、
今を変えようとするその原動力は何なのか。
どこから来るのかをもっと知りたいと思った。


独裁政権が倒れて初めてわかった中東の混乱。
独裁政権がそれまであった、
軋轢や確執を抑えていたのだと思うと、
少し複雑な気持ちになる。
それでも、多くの市井の人々は革命を起こしてよかったと口にしていた。
以前より生活が苦しくなっても、
そう言える中東の人々の覚悟がうらやましい。

何のために生きるのか。
幸福とは何なのか。

物があふれた日本で、
中東の人々の姿に触れると、
否が応でもそれらを考えさせられる。


アラブの春は革命だったのか。
そもそも革命とは何なのか。
これまでの革命で成功した革命はあるのか。
そんなことも深く考えさせれれる。

革命とはプロレタリアートが行政機関と全国家機関とを破壊して、
それと武装した労働者からなる新しい機関と取り換えることにある

レーニン



革命とは自由の創設のことであり、
自由が姿を現すことのできる空間を保障する政治体の創設のことである

ハンナ・アーレント




著者が日本がデモや運動で激しかった時代の息吹を
受け継いでいることが伝わってきた。
そして中東の人々の熱い生き方への憧憬のまなざしが、
文章のあちらこちらからにじみ出ているように感じた。









いつも食べてるあのお菓子の地方限定の味≪プリッツ ずんだ味≫


ダイズまるごと炭酸飲料≪SOYSH≫


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テーマ:ノンフィクション - ジャンル:本・雑誌

ノンフィクション | 13:29:19 | Trackback(0) | Comments(0)
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