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タウム1

Author:タウム1
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「自分の感性くらい 自分で守れ ばかものよ」 茨木のり子

この言葉を肝に銘じて、本や映画を鑑賞しています。
やっぱり読書はいいですね。
いつも何かしらの本を読んでいます。
ミステリーから純文学まで・・。
特にノンフィクションはやめられないですね。
知らなかったことがわかる快感、魂の解放って感じで・・・。

オススメ本・・・「おそめ」 伝説のホステスの生涯。何ともいえない思いになりますよ。 「わたしを離さないで」 この気高く、奥深い感じ。小説の魅力に満ち溢れてます。 オススメ映画・・「イン・ザ・ベッドルーム」 二人の女優の演技にホレボレします。  「ザ・コンテンダー」 信念を貫くとはこういうこと。強いメッセージを感じますよ。

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社長の新車のオープンカーで気ままにドライブに出かけると・・・。   セバスチアン・ジャプリゾ 著 「新車の中の女」
「新車の中の女」
セバスチアン・ジャプリゾ 著

上司の車を無断で乗り回したら、不思議なことが起こり始めて・・・。
傑作ミステリーの新訳。






著者はミステリーファンの間では結構有名な作家とのこと。
失礼ながら今回初めて知りました。
とはいえ、さすがに傑作と言われるだけあって、
読み応えのある作品でした。

本書は60年代に翻訳されたフランスの作品の新訳です。
まったく時代を感じさせない内容で十分に堪能しました。

冒頭、著者のインタビューの簡単な内容が載っています。
読み終わるとわかりますが、話をじっくりと作りこみ、
読者を楽しませようとする作家の企みがすでに始まっていたと感じました。


広告代理店で働く若い女ダニー。
ガソリンスタンドのトイレで気が付くところから物語は始まります。
そこから、ダニーの語りで、これまでの経緯が語られます。
ここが結構長く感じて、ちょっとうんざりするんですが、
あとから考えると、何ともうまいと感じてしまいました。
語り手のダニーの人となりがよくわかるし、
現在の状況が徐々に明らかになる。

物語はこんな感じ。
広告代理店に勤めているダニー。
ある日、社長から徹夜のタイプの仕事をたのまれ、
その後、空港まで社長の自家用のオープンカーで送ってくれと言われる。
空港まで社長一家を送り届けたあと、
ダニーの中の悪魔がささやく。
このまま車を借りて海までドライブしても社長は気づかないだろう・・・と。
かくしてダニーは、真っ白なスーツでセレブを気取り、
自由気ままなドライブに出発する。

しかし行く先々で不思議なことが起こる。
立ち寄ったガソリンスタンドのトイレで誰かに襲われ、
左手を痛めてしまう。
そしてそこにいた男たちに昨日もここに来ただろうといわれる。
服も同じ、車も同じ。間違いなくダニーだったと。
仕事のあとで徹夜をしていたダニーだからそんなはずはないと否定するが、
その後にも警官やホテルでも昨日も来たと言われて、
わけがわからなくなるダニー。

これはだれかの企みなのか、
それともダニー本人がなにか問題を抱えているのか。
読者はダニーと一緒に疑心暗鬼の渦の中に巻き込まれる。

ダニーの心も大きくゆれるが、
さらにダニーを混乱に陥れることが起きる。
車のトランクから見知らぬ男の死体が出てくるのだ。

あらすじだけ読むとちょっと荒唐無稽って思ってしまうが、
孤児院で世話してくれた今はもういない、
ママン・シュップ院長先生と会話ややりとりをしたりする、
ちょっと変わっているダニーの語りだから、
ぐいぐいと惹きこまれて読み進んでしまう。

ラストは読者の期待どおり(?)の結末で、
すべての謎がとける。
(若干、説明しすぎているような気もするが・・・)

セレブや少し上級の生活にあこがれている女の気持ちが、
すごくよくわかるので、ダニーに共感できるところが多々あった。
それは現代の女にも通ずるものだと思う。
だからまったく古さを感じさせない。

さまざまなフランスの町が出てくる
フランスの土地勘があればもっと楽しめるのではないかと感じたが
最初から最後まで著者の企み楽しませてもらいました。
ぜひ、他の作品も読みたいです。










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テーマ:ミステリ - ジャンル:小説・文学

翻訳本 | 21:39:45 | Trackback(0) | Comments(0)
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