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タウム1

Author:タウム1
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「自分の感性くらい 自分で守れ ばかものよ」 茨木のり子

この言葉を肝に銘じて、本や映画を鑑賞しています。
やっぱり読書はいいですね。
いつも何かしらの本を読んでいます。
ミステリーから純文学まで・・。
特にノンフィクションはやめられないですね。
知らなかったことがわかる快感、魂の解放って感じで・・・。

オススメ本・・・「おそめ」 伝説のホステスの生涯。何ともいえない思いになりますよ。 「わたしを離さないで」 この気高く、奥深い感じ。小説の魅力に満ち溢れてます。 オススメ映画・・「イン・ザ・ベッドルーム」 二人の女優の演技にホレボレします。  「ザ・コンテンダー」 信念を貫くとはこういうこと。強いメッセージを感じますよ。

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ミステリー好きでなくても必読の一冊。   ピエール ルメートル 著 「その女アレックス」
「その女アレックス」
ピエール ルメートル 著
橘 明美 訳



各ミステリーランキングでNO.1を獲得した注目のミステリーサスペンス。
ランキングに偽りなし。
とても興奮しました





毎年発表されるミステリーランキング。
2014年のNO.1をいくつも獲得したのが本作。
どれほどのものかと期待しながら読みました。

冒頭からいきなり惹きこまれます。
若い女、アレックスが車に連れ込まれ、さらわれます。
物語に身構えていなかったので、結構衝撃的。
しかも、文章が読みやすいし、
展開も早いのでさらに惹きこまれる。

そして、この事件の捜査当局の担当者、
警部のカミーユの視点からとアレックスの視点からと
交互に描かれ、
まったく読者を飽きさせず、
ぐいぐい引っ張っていきます。

アレックスとカミーユ。
人物像がしっかりしている。
それぞれの人生や生活が語られるが、
アレックスはどこか謎めいていて、
徐々にその素性が明かされていく。

カミーユは背が極端に低く、
妻を事件で亡くしている。
部下のルイは実家が富豪で、
アルマンは対照的にしみったれ。
それぞれのキャラクターが際立っていて、
凄惨な物語のアクセントになっている。

この本を紹介するのに、
ストーリーを描くとネタバレになってしまうので、
未読の人は以降は読まない方がいいと思う。
なるべく予備知識なしで楽しむ方がいい。


冒頭のアレックスの誘拐事件の捜査が進展すると、
なぜアレックスが誘拐されたのか、
アレックスは一体何者なのかに焦点が当たっていく。


前半からグロいシーンが登場して、
その描写がこの著者がうまい。
ねずみとアレックスの格闘は、
読んでいて顔が歪んでしまった。

アレックスをろくでもない女だと思って、
嫌悪して読み進めると、
後半で明らかになるアレックスの人生、生い立ちに
深く深くため息をつきたくなった。


久しぶりに読み応えのある小説に出会えた充実感。
いい小説を読み終えた時の、
他人の人生を全身で味わえたような、
何とも言えない満足感。

これだけ面白い小説にはなかなか出会えないと思う。
ミステリーでは「解錠師」以来。

ランキングに偽りなし。
未読の人は、ぜひぜひ読んでください。
自身を持っておすすめできます。












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テーマ:ミステリ - ジャンル:小説・文学

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