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タウム1

Author:タウム1
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「自分の感性くらい 自分で守れ ばかものよ」 茨木のり子

この言葉を肝に銘じて、本や映画を鑑賞しています。
やっぱり読書はいいですね。
いつも何かしらの本を読んでいます。
ミステリーから純文学まで・・。
特にノンフィクションはやめられないですね。
知らなかったことがわかる快感、魂の解放って感じで・・・。

オススメ本・・・「おそめ」 伝説のホステスの生涯。何ともいえない思いになりますよ。 「わたしを離さないで」 この気高く、奥深い感じ。小説の魅力に満ち溢れてます。 オススメ映画・・「イン・ザ・ベッドルーム」 二人の女優の演技にホレボレします。  「ザ・コンテンダー」 信念を貫くとはこういうこと。強いメッセージを感じますよ。

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稀代の犯罪者のノンフィクション 佐野眞一著 「別海から来た女――木嶋佳苗 悪魔祓いの百日裁判」
別海から来た女
木嶋佳苗 悪魔祓いの百日裁判

佐野眞一 著





木嶋佳苗のノンフィクションは「毒婦」に続いて2冊目。
毒婦」とはまた違った視点で事件に迫っていて、
とても興味深かったです。



別海から来た女――木嶋佳苗 悪魔祓いの百日裁判別海から来た女――木嶋佳苗 悪魔祓いの百日裁判
(2012/05/25)
佐野 眞一

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これまで数々のノンフィクションを執筆してきた著者だけあって、
この手の本はお手のものって感じで、
加害者、被害者ともに鋭く切り込んでいます。

著者のスタイルとして当事者の出自を探るために、
木嶋佳苗の出身地を訪れ、
木嶋家のルーツを探るために福井まで旅している。
そしてそこで木嶋佳苗につながる祖父や曽祖父の人生まで
取材している。
その土地の持つ匂いとか、風土がそこで生活を送る人間の人生に
どう影響をあたえるかというようなことにも踏み込んでいる。
このへんの取材はものすごく貪欲で、
木嶋佳苗が幼少時に貯金通帳の盗難した家の
人間にまで取材に行っている。

ちょっとこじつけ的とも思える、
一族の血脈とかDNAのようなものの洞察が
著者のノンフィクションの醍醐味でもある。



前半は木嶋の実家の北海道別海町などを取材した様子を記していて、
後半は裁判傍聴をもとにした記述。

裁判を通して明かされるのは、
木嶋佳苗の嘘にまみれた人生と、
上昇志向というか
セレブになりたかった田舎出身の女。

そして、その狡猾な女に簡単にだまされた
女関係にうぶで、純朴な中高年の男たち。

地方と都市。
デジタルとアナログ。
男と女。

いろいろな切り口や捉え方で
事件の本質をあぶりだそうとする著者。
すごく鋭いのだが、そのどれもが何か納得できるような
できないような釈然としないもやもやが残るのだ。

それは、この事件の主役、木嶋佳苗のとらえどころのない
人間性にもあると思う。
裁判をとおして一貫して殺人は犯していないと主張し、
死人に口なしをいいことに、
当事者しか知りえない被害者との関係や、
殺害された時の様子などを
自分の都合のいいように語っている。
普通の人にはにわかには信じられないようなことを。

検察からの追求ものらりくらりとかわし、
事件に対する反省も、
被害者に対する謝罪も一切ない。

著者もこの事件の発する、
不快な空気のようなもの、
捉えどころのなさについて触れている。


事件の真相が明らかになることはないかも知れないが、
この本は誰もが読んで損はないと思う。
本書からその理由を引用すると、
「この事件に関心をもつすべての人が、
木嶋佳苗に、そして木嶋佳苗にだまされた人に、
いくらかずつ似ている自分に無意識のうちに
気がついているからである」


別海から来た女――木嶋佳苗 悪魔祓いの百日裁判別海から来た女――木嶋佳苗 悪魔祓いの百日裁判
(2012/05/25)
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ノンフィクション | 13:19:51 | Trackback(0) | Comments(0)
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