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タウム1

Author:タウム1
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「自分の感性くらい 自分で守れ ばかものよ」 茨木のり子

この言葉を肝に銘じて、本や映画を鑑賞しています。
やっぱり読書はいいですね。
いつも何かしらの本を読んでいます。
ミステリーから純文学まで・・。
特にノンフィクションはやめられないですね。
知らなかったことがわかる快感、魂の解放って感じで・・・。

オススメ本・・・「おそめ」 伝説のホステスの生涯。何ともいえない思いになりますよ。 「わたしを離さないで」 この気高く、奥深い感じ。小説の魅力に満ち溢れてます。 オススメ映画・・「イン・ザ・ベッドルーム」 二人の女優の演技にホレボレします。  「ザ・コンテンダー」 信念を貫くとはこういうこと。強いメッセージを感じますよ。

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オーソドックスで古めかしいミステリー  イモジェン・ロバートスン著 「闇のしもべ (英国式犯罪解剖学)」
「闇のしもべ」
(英国式犯罪解剖学)

イモジェン・ロバートスン 著



読売新聞のミステリー書評欄で、堂場瞬一さんがこの本を「傑作認定」されていたので、
これは読まなきゃと思い手に取りました。




闇のしもべ 上 (英国式犯罪解剖学) (創元推理文庫)闇のしもべ 上 (英国式犯罪解剖学) (創元推理文庫)
(2012/09/21)
イモジェン・ロバートスン

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あまりにも、あまりにもオーソドックスなミステリーでした。

書かれている時代はもちろん、その構成や内容も今ではあまりお目にかかれないような、
ひねりのないストレートなもので、古さを感じました。

果たしてこの作品が「傑作」なのかと、
疑問を持たずにはいられませんでした。
堂場さんがなぜそれほど評価するのか、
何か裏事情があるとしか思えません。

18世紀のイギリス。
ウエスト・サセックスで、男の死体が見つかる。
正義感あふれる有閑マダムと自らの研究に没頭してひきこもり気味の解剖学者が、
事件の真相を調べ始める。
調べていくうちに、第二の死体が見つかる。

物語は、事件現場のウエスト・サセックスと
同じ時代のロンドンの父親と姉弟の親子三人の様子、
そして、すこし時代をさかのぼった戦時下のアメリカの様子が
交互に描かれる。

物語がすすむと少しづつこの三つの話が
つながりあっているのがわかってくる。

事件の背後にある名門一家の忌まわしい過去や人間関係。

上巻で怪しかった人間が、下巻でそのまま怪しい。
とくにひねりもなく、サプライズもなく、
一家の次男とアメリカでの出来事も、
想像通りで意外性がない。

引きこもりの解剖学者が活躍するかと思いきや、
家族にまつわる悲しい過去が明かされるが、
死体の地味な分析はあるものの、
小気味いい名推理の場面などない。

殺人に砒素が使われたのではないかとの疑惑には、
犬を実験台にして証明する。
ちょっと普通すぎてがっかり。

18世紀のイギリスの時代背景と人々の暮らしぶり。
実際の事件と絡めて描かれているのが、
本書の読みどころのひとつ。
貴族と庶民のあいだにまだはっきりとした壁があった時代、
産業革命でブルジョアが登場している社会の背景など興味深く読んだ。

それらを加味しても、
想像以上の展開がないまま終了する物語は、
あまりにもオーソドックスすぎる。




闇のしもべ 下 (英国式犯罪解剖学) (創元推理文庫)闇のしもべ 下 (英国式犯罪解剖学) (創元推理文庫)
(2012/09/21)
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テーマ:ミステリ - ジャンル:小説・文学

翻訳本 | 20:07:04 | Trackback(0) | Comments(0)
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