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タウム1

Author:タウム1
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「自分の感性くらい 自分で守れ ばかものよ」 茨木のり子

この言葉を肝に銘じて、本や映画を鑑賞しています。
やっぱり読書はいいですね。
いつも何かしらの本を読んでいます。
ミステリーから純文学まで・・。
特にノンフィクションはやめられないですね。
知らなかったことがわかる快感、魂の解放って感じで・・・。

オススメ本・・・「おそめ」 伝説のホステスの生涯。何ともいえない思いになりますよ。 「わたしを離さないで」 この気高く、奥深い感じ。小説の魅力に満ち溢れてます。 オススメ映画・・「イン・ザ・ベッドルーム」 二人の女優の演技にホレボレします。  「ザ・コンテンダー」 信念を貫くとはこういうこと。強いメッセージを感じますよ。

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新薬開発とアフリカでのミッション  高野 和明著 「ジェノサイド」 
ジェノサイド

高野 和明 著


13階段」以来の著者の作品。
「王様のブランチ」で取り上げられたり、
「このミス」で1位になったり、
2011年のナンバーワンの評価だった本作。
期待して読み始めました。



ジェノサイドジェノサイド
(2011/03/30)
高野 和明

商品詳細を見る




読み終えて最初の感想は「長かった」。
読み通すまでに相当のエネルギーを必要とした。
もうひとつの感想は、
なぜこの本がそんなに評価が高いかが不思議。

話が進めば進むほど、
この作品に対する興味がなくなった。
何度途中で断念しようと思ったか。
三分の一を読み終えて、面白くなる気配があまりしなかったので
いやな予感はしたんですが、
予想どおり面白くなかった。

単純にいうとこの本の文章と、
この物語の世界観に合わなかった。
薬学とか医学とか専門的なことが
事細かに書かれているので、
理系の人が読むと面白いのかも知れない。


物語のは、
死んだ父の謎めいたメッセージで新薬を開発する日本人と、
傭兵がアフリカで課せられるミッションの様子が交互に描かれ、
最初、惹きこまれたが、
物語の全体を把握してからは、
この作品の欠点とか粗探しのために読んでいた。

簡潔にまとめられていたら、
もっとコンパクトになっていたと思う。
登場人物の行動を無駄にいちいち書き込んでいる。
朝起きて「洗面」したとか、
コンビニで弁当を二つ買ったとか・・。
どうでもいいのに。
なんでも書き込めば、
リアリティーが出るという安易な考えからなのか。

読みながら、その先の展開やストーリーを予測というか想像しているのに、
牛歩のごとく話が進まず、
どうでもいい文章が多いと感じて、
それがすごくストレスになった。


次々繰り出される専門用語は、
高度に専門的な分野について、
入念に取材したことを誇示しているようにしか感じられなかった。
完全に(少なくても薬学や医学に疎い)読者を置き去りに、
自分の野望を達成して悦に入っているとしか思えない。



著者は余程の反日思考の持ち主か、
その影響を強く受けているとしか思えない文章が多かった。

話の鍵となる薬をつくる、古賀研人。
それをサポートする相棒が、韓国からの留学生、李正勲。
この李の登場(設定)が唐突すぎて、大きく違和感を感じた。
なぜ韓国人の必要があるのか。
それは、著者が日本人を糾弾するために、
そうしたとしか思えなかった。
だったら最初から韓国人を主人公にすればいいものを。
でもそうせず、日本人を主人公にしたのは、
日本人の中にも自分みたいに
すばらしい人もいると謳いあげたい下心が見え隠れする。



日本人を批判して、
韓国人を持ち上げる。
そんな著者の狙いが、
その後の文章にもところどころに表れる。

この二人が対面する場面のすぐ後に、
研人が体験した朝鮮人差別のエピソードが挿入される。
関東大震災の時に、朝鮮人を日本人が虐殺したという話を、
具体例をあげて書いている。
さらにタチが悪いのは、
自分と父だけは差別することはしなかったと
一般的な日本人とは別だと書かかれていること。


「従軍」慰安婦問題でテレビに登場した左翼の活動家が、
自分は朝鮮人を差別しなかったと、
まったく同じことを誇らしく話していたことを思い出した。


アフリカのミッションに参加する日本人の傭兵・ミックの人物像もひどかった。
著者の日本と日本社会に対する考えを凝縮して、
象徴させた人物なのだろう。
とことん嫌な人物として描かれ、
途中であっさり仲間に殺される。

それに比べて、李の記述は対象的。
研人の行動を勢力的に支えて、
最後、薬を届ける大役まで与えている。
研人は、事ある毎に李の態度を持ち上げる。
飛び級するほどの頭脳の持ち主で、
兵役でアメリカ軍にも勤務経験があり、
学校の授業だけで日本語をマスターした。

「ジェノサイド」というタイトルだから、
関連付けようということなのか、
議論の分かれている、南京「大虐殺」まで言及している。

著者はどこまで日本が嫌いなのか。
この世代に特有の左翼思想なんだろうか。

著者からすれば、こう感じる読者はは極悪非道の右翼なのだろう。
作品の中には、ご丁寧に(アメリカの)右翼の心情を
分析している場面まで用意している。




韓国人 ⇒ 日本人
非文明人(アフリカ) ⇒  文明人(アメリカ)


こんな批判の構図で物語を展開させ
無邪気で純粋無垢な存在として韓国人や非文明人を描いている。

著者の化身といえる研人は、
このろくでもない日本人には含まれないように
特別な存在として描いている。

願わくば、これらの記述が、著者が保守や右翼の挑発を
意図したお遊びであってほしいが、
どうもそんな感じはしなかった。

人類の進化の考察など興味深いところもあったが、
すべてが予定調和で、意外な展開も、魅力的な人物もいなかった。

青臭い正義感と役に立たない理想論。
後半はそんな感じが充満。

ラストに出てくる、
父から研人に宛てたメールは陳腐。

駄作にありがちなダラダラと続くエンディングにも辟易した。



ジェノサイドジェノサイド
(2011/03/30)
高野 和明

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小説 | 03:43:41 | Trackback(0) | Comments(1)
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2012-07-22 日 01:26:52 | | [編集]
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