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タウム1

Author:タウム1
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「自分の感性くらい 自分で守れ ばかものよ」 茨木のり子

この言葉を肝に銘じて、本や映画を鑑賞しています。
やっぱり読書はいいですね。
いつも何かしらの本を読んでいます。
ミステリーから純文学まで・・。
特にノンフィクションはやめられないですね。
知らなかったことがわかる快感、魂の解放って感じで・・・。

オススメ本・・・「おそめ」 伝説のホステスの生涯。何ともいえない思いになりますよ。 「わたしを離さないで」 この気高く、奥深い感じ。小説の魅力に満ち溢れてます。 オススメ映画・・「イン・ザ・ベッドルーム」 二人の女優の演技にホレボレします。  「ザ・コンテンダー」 信念を貫くとはこういうこと。強いメッセージを感じますよ。

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戦火の中、相棒と卵1ダースを探して・・・。 デイヴィッド・ベニオフ著 「卵をめぐる祖父の戦争」
「卵をめぐる祖父の戦争」

デイヴィッド・ベニオフ著 田口俊樹訳



これが小説としては3作目の著者。
ハリウッドでの映画の仕事が多いようで、X-MENシリーズの脚色なんかもやっているそう・・。
ユニークなタイトルに惹かれて読んでみましたが、大正解でした。


卵をめぐる祖父の戦争 ((ハヤカワ・ポケット・ミステリ1838))卵をめぐる祖父の戦争 ((ハヤカワ・ポケット・ミステリ1838))
(2010/08/06)
デイヴィッド・ベニオフ

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ロシア系移民の祖父に、戦争の話を聞きにいく孫。
語られる祖父の若かりし日。
戦争を奇跡的に生き延びた壮絶な体験。
暴力と死が至る所にあふれていた戦時下のレニングラード。
ナチスドイツに包囲され、食糧が不足し、
生きるためにだれもが必死にもがいている生活。

そんな状況の中で、語り手のレフはロシア軍により銃殺刑になる手前で
ある取引を条件に命を長らえる。

それは、大佐の娘の結婚式のケーキの食材として
卵を一ダースを期限内に探し出すというもの。

その探索には相棒がいた。
同じく銃殺の運命にいた逃走兵のコーリャ。

自らの命を守るための卵一ダースの探索が、
食糧や物資が不足している飢餓の町、レニングラードで始まる。



ここまで読んだところでもう完全に物語に惹きこまれましたね。
単純にこれからどうなるんだろうって感じで。

このレフとコーリャの珍コンビ。
この二人のやりとりが壮絶な戦争の描写が続く中、
なんかちょっとほっとして読めた。

コーリャはレフより3歳くらい年上だから、
まだ女の経験がないレフに、女のおとし方を指南する。
それが小馬鹿にした感じで、レフを挑発しておもしろい。

卵を探して、レニングラードを右往左往する二人。
結局レニングラードをでて郊外に向かう。
そこから、物語はせつなさやつらさを加速させて、
読者を完全に取り込んでいく。

後半はもう、物語の虜になってました。
前半に出てきた伏線が、
結末に効いてきて、
クライマックスは当時のソ連の真っただ中にいる感じで読んでいました。

死が直面する中での卵を探す、ちょっと間抜けな任務。
戦時下での人間のむき出しの欲望。 食欲と性欲。

個人的に一番胸に響いたのは、
レフの少年としての成長と初恋。
ホントにせつなくて、暖かくて、ジーンとしたり・・・。


タイトルで敬遠する人もいるかもしれない・・・。
それで読まないのは、絶対損ですぞ。

今年のベストに間違いなくランクインするのではと、
勝手に想像するほど、オススメです。


読後感の良さも格別。
久々のヒット。

良質の読書体験をご堪能あれ。


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