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タウム1

Author:タウム1
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「自分の感性くらい 自分で守れ ばかものよ」 茨木のり子

この言葉を肝に銘じて、本や映画を鑑賞しています。
やっぱり読書はいいですね。
いつも何かしらの本を読んでいます。
ミステリーから純文学まで・・。
特にノンフィクションはやめられないですね。
知らなかったことがわかる快感、魂の解放って感じで・・・。

オススメ本・・・「おそめ」 伝説のホステスの生涯。何ともいえない思いになりますよ。 「わたしを離さないで」 この気高く、奥深い感じ。小説の魅力に満ち溢れてます。 オススメ映画・・「イン・ザ・ベッドルーム」 二人の女優の演技にホレボレします。  「ザ・コンテンダー」 信念を貫くとはこういうこと。強いメッセージを感じますよ。

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■広   告

いまだ貧しいアジアの姿 石井光太著「物乞う仏陀」
猿岩石を覚えていますか。
もうお忘れですか?
テレビ番組、「電波少年」の企画でユーラシア大陸横断をヒッチハイクで達成したお笑い2人組みで、番組が放送されていたときは本は売れるわ、CDは売れるわ、映画に主演するわで社会現象になったように思います。

物乞う仏陀 物乞う仏陀
石井 光太 (2005/10/13)
文藝春秋
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著者の石井さんは、まさにこの猿岩石に触発されて、アジアを訪れます。
そこで目にしたのは、日本では考えられないような貧困や障害に喘ぐ人々の姿でした。
それ以来、著者の乞食や障害者と出会う旅が始まります。

カンボジア・ラオス・タイ・ベトナム・ミャンマー・スリランカ・ネパール・インド

貧困でやむにやまれず物乞いになる者。地雷や戦争の被害で手足を失う者。
それぞれの国で、社会の底辺の人々がどう暮らし、どう扱われているか。その様子が、静かに描かれます。

日本人として何かできることはないのか。手を差し伸べてあげたい。ずっとそう思って読みました。しかし、どうすることもできない。
著者は、よそ者という自分の立場をわきまえて、筆を走らせています。

あとがきで著者は書いています。
この本の中で、私は一つの論をでっち上げるよりも多くの人々の生き様をそのまま描写しようとつとめた。正義と理屈を述べるよりも個人の心情を書き綴った。それは彼らの姿がそれを求めているように思えてならなかったからである。」

だからこそ、この本は読者に訴えかけます。
アジアの真の姿を。

読者は、どう感じ、どう反応すべきなのか。試されているように感じました。

最終章のインドは、あまりに悲惨な状況に胸が締め付けられます。しかしながら、どんな場所でも笑顔があり、周囲の人々は何事もなかったように生活します。

ちょっとほっとするのは、行く先々で現地の人に、日本の援助やボランティアの活躍を著者が感謝されるということ。
真っ当な日本人に感心しました。


この本で、アジアのもう一つの姿に出会ってください。

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テーマ:ノンフィクション - ジャンル:本・雑誌

ノンフィクション | 19:09:10 | Trackback(0) | Comments(0)
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