投稿日:2008-04-20 Sun
D・M・ディヴァイン著「悪魔はすぐそこに」
久しぶりの本格ミステリー。
オーソドックスで、きちんとミステリーのつぼもおさえてた。
悪魔はすぐそこに (創元推理文庫 M テ 7-1)

悪魔はすぐそこに
- D.M.ディヴァイン、山田 蘭
- 東京創元社
- 987円
書評/ミステリ・サスペンス

著者は、マニアには結構有名な人らしいです。
だから、安心して物語に浸りました。
大学という特殊な空間が独特な雰囲気を生んでいるね。
世間とはちょっと違った価値観がある感じ。
研究者と大学の職員。
大学の資金を不正に受け取っていた疑いをかけられて、免職処分が下されそうだった
大学教授が自宅でガス中毒で死んでいるのを、大学の職員が見つける。
やがて、大学教授の死は殺人とされて捜査がはじまる。
8年前に起きた、女子学生の堕胎手術失敗による死。
大学にとっては触れられたくないスキャンダル。
定番といえるような展開で、過去のこの事件がふたたび、悲劇を起こす。
読者をきっちりと欺くようにもなっているし、普通に楽しめる。
ひねくれている性格でだいたい犯人は想像がついたのだが・・。
犯人がだれかということよりも、人物造形に注目して読んだ。
多視点だから、いろいろな人間の内面が描かれている。
しかし、犯人だけはやっぱり輪郭がうっすらとしていたように思う。
読み終わったからいえるんだけど・・・。
普通に楽しめる娯楽作でした。
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管理人の承認後に表示されます2008-04-21 Mon 07:41:41 |
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