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タウム1

Author:タウム1
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「自分の感性くらい 自分で守れ ばかものよ」 茨木のり子

この言葉を肝に銘じて、本や映画を鑑賞しています。
やっぱり読書はいいですね。
いつも何かしらの本を読んでいます。
ミステリーから純文学まで・・。
特にノンフィクションはやめられないですね。
知らなかったことがわかる快感、魂の解放って感じで・・・。

オススメ本・・・「おそめ」 伝説のホステスの生涯。何ともいえない思いになりますよ。 「わたしを離さないで」 この気高く、奥深い感じ。小説の魅力に満ち溢れてます。 オススメ映画・・「イン・ザ・ベッドルーム」 二人の女優の演技にホレボレします。  「ザ・コンテンダー」 信念を貫くとはこういうこと。強いメッセージを感じますよ。

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村上版の“長いお別れ” レイモンド・チャンドラー著 「ロング・グッドバイ」
グレート・ギャツビー

今日の本と同じく村上さんが翻訳しなおした名作。
このギャツビーがものすごく素晴らしかったんで、こっちもぜひとも読もうと思って、期待しながらページを開きました。

レイモンド・チャンドラー著
村上春樹訳

ロング・グッドバイ

の感想です。

ロング・グッドバイ ロング・グッドバイ
レイモンド・チャンドラー (2007/03/08)
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言わずとしれた、ハードボイルド小説の名作。

ニヒルな探偵、フィリップ・マーロウが金や名誉のためでなく、衝動みたいなものから謎を追う。

偶然知り合った、逆玉の男、テリー・レノックス。
飲み仲間になったテリーがある日、助けを求めてきて、マーロウは理由も聞かず、メキシコ行きを手助けする。

テリーが消えた後、テリーの女房、億万長者の娘のシルヴィア・レノックスが死体で発見される。

疑いの目は当然、テリーに向けられるが、マーロウはテリーが人を殺すようにはどうしても考えられなかった。
犯人逃亡を手助けしたということで、投獄されるマーロウだったが、その後、釈放される。

事件が風化仕掛けた頃、マーロウのもとに新たな依頼人が訪れて、意外な形で事件へと巻き込まれていく。

ストーリーとしては、こんな感じ。
正直にいうと、話はあまり面白くありません。

しかーし、文章が途轍もなく素晴らしいです。
この物語、フィリップ・マーロウの心のうちを表現しているような印象。

冷静で、辛辣で、皮肉に満ちている。
マーロウが口を開くと、誰もがカチンとくるようなことをいい、相手の発言の揚げ足を取るように突っかかっていく。

殴られても、ののしられても、表情を変えないこの探偵。
探偵自身のことは語られていないが、行動と発言がなによりこの男の考えを表現していた。

この無頼。

このクールな生き方。

こんなハードボイルドな生き方に、男ならだれでもあこがれるよ。
誰の脅しも、指図も受けない。
自分の心の赴くまま、行動する。
そして、その行動が金に関わっていないからまたいいんだよね。
打算じゃないんだよ。
儲かるどころか、損してるよ。

結構、貧乏してそうだもん、マーロウ。
でも、それがハードボイルド。

巻末に村上さんの、詳しすぎるほどの解説が載っている。
もう、他に語ることがないほどにレイモンド・チャンドラーと「ロング・グッドバイ」について語られている。

読み終わって、この小説の素晴らしさについて、ゆっくり余韻に浸り、なんというか心に残った形にならないいい意味のもやもやをすべて村上さんが言葉にしてくれている。
だから、ちょっと読後感をたのしんでから解説を読めばよかったとちょっと後悔しました。

でも、この詳しい解説だけでもこの小説を読む価値あるね。
村上さんの小説感や、小説の味わい方もちょっとわかるし。

無頼の男の生き方にしびれる一冊です。

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テーマ:読書感想文 - ジャンル:小説・文学

翻訳本 | 18:08:50 | Trackback(1) | Comments(4)
コメント
TBありがとうございました。
村上春樹訳ではない方も昔、読みましたが
こちらの方が、私は好きです。
2007-08-11 土 15:04:38 | URL | かあこ [編集]
書き込みありがとうございました。
僕はマーロウがレノックスに
差し当たっての金を渡すところなんて好きですね。
決して余裕があるわけでもないのに、
「まぁ、持ってけ」くらいの感じがいい。
シャイで無口な親父が息子に渡すような雰囲気がある…
決して見栄ではないところがとても好きです。
2007-08-11 土 19:58:45 | URL | ossi [編集]
TBありがとうございます。出る前に「楽しみ」とか書いたくせに、結局いまだに読んでおりません(笑)。自分の店にいつも置いてあるので、早く読まなきゃ、という意識が低くなり、自分の店に積ん読状態。でもいつか必ず読んでその無頼を味わおうと思っております。
2007-08-11 土 22:50:45 | URL | 悪徳書店員 [編集]
はじめまして。
ブログ拝見しました。
読書のカテゴリー見ると、最初にチャンドラーが出てきたので思わずうれしくなり、こちらの以前の記事にTBさせていただきました。ありがとうございました。

またおじゃまします。(ポチッとしときますね)
2007-10-27 土 14:57:15 | URL | Whitedog [編集]
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