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タウム1

Author:タウム1
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「自分の感性くらい 自分で守れ ばかものよ」 茨木のり子

この言葉を肝に銘じて、本や映画を鑑賞しています。
やっぱり読書はいいですね。
いつも何かしらの本を読んでいます。
ミステリーから純文学まで・・。
特にノンフィクションはやめられないですね。
知らなかったことがわかる快感、魂の解放って感じで・・・。

オススメ本・・・「おそめ」 伝説のホステスの生涯。何ともいえない思いになりますよ。 「わたしを離さないで」 この気高く、奥深い感じ。小説の魅力に満ち溢れてます。 オススメ映画・・「イン・ザ・ベッドルーム」 二人の女優の演技にホレボレします。  「ザ・コンテンダー」 信念を貫くとはこういうこと。強いメッセージを感じますよ。

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途切れ途切れに語られる、男の人生 レアード・ハント著 「インディアナ、インディアナ」
「海外文学は翻訳者で読め」

・・・とは、ある書評家が言った言葉。

翻訳者は出版社に依頼されて作品を翻訳するが、それ以外に自分が海外で発掘した作家を翻訳したいと出版社に申し出ることも結構あるらしい。
つまり、小説の目利きでもあるわけ。

その目利きでもある翻訳家の第一人者、柴田元幸さんがこの本の翻訳者です。
さて、面白いかどうか。

レアード・ハント著

「インディアナ、インディアナ」

の感想です。

インディアナ、インディアナ インディアナ、インディアナ
レアード・ハント (2006/05/03)
朝日新聞社
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小説の自由。

物語を、人生を、ある人を・・・。
それを描くのが小説。

この本は、ストーリーを追っかけて行く様な、ページを繰る手が止まらなくなるような本ではない。

なぜなら、当初、読者はこれがどういう人間の話なのか、ほとんど知らされずに小説の世界へと迷い込む。

記述もすごく短く、時間も行ったり、来たり。
所々にオパールという人物の手紙が織り込まれている。

なんともつかみどころがない。会話ともつかないような会話。
それが続く。

しかし、読み進むうちに少しずつ、この本の主人公の輪郭がはっきりしてくる。
そして、読み終わるころには、一人の人間の人生をともに生きた感覚が残る。(ちょっと、いい過ぎ)

農場で暮らしているノア。
彼が、自分の人生を回想する。それが本の内容なのだが、そう簡単に一筋縄ではいかない。

ノア
オパール
ヴァージル
ルービー
マックス

その関係がよく分からないのだ。
読むうちに分かりますが・・・。

そして、夢とも現実とも判断つかないような話。

超能力のような力で、保安官の手伝いをしたこと。
郵便配達をして、手紙を配達先の家の石の下においたこと。
父や母の思い出。
そして、オパールとの出来事。

断片的な記述は、まさに、脳の中にある整理されていない記憶をそのままぶちまけたようなものだ。

いい本は、読んでいるうちに自分の心の中にある同じような体験や思いをいつの間にか呼び出し、本とは関係なく思索に耽ってしまうんだ。
だから、なかなか先に進まない。
この本も、そんな本だった。
いつのまにか、自分の心の中をじっと見つめているのだ。

静かでありながら激しく、そして物悲しい。

遠くまで見渡せるほどの農場の家。
寒い早朝に窓から眺める、朝日に包まれ湯気がのぼっていく大地。
なんとなくそんなイメージが頭にこびりついた。

変な人は、自分が変な人だって気づいているのかな。
変な人から見れば、普通の人のほうが変に見えるんだろう。
いや、そもそも「変」ってどういうことを基準にしているのか。
いろいろ考えさせられました。


過ぎ去った人生に思いを馳せてしまう一冊です。

インディアナ、インディアナ インディアナ、インディアナ
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翻訳本 | 22:37:36 | Trackback(0) | Comments(5)
コメント
 はじめまして 
柴田さんって翻訳の第一人者さんだったんですね
素敵な本だったので他の本をとも思っています。。。

因みに翻訳された本が好きな作家さんは
村上春樹さんだったりします。
本人の作品より。。翻訳本が好きです^m^
2007-04-04 水 18:59:40 | URL | しほ [編集]
はじめまして。
先日はうちのブログに来てくださって、ありがとうございました :)

>いつのまにか、自分の心の中をじっと見つめているのだ。
この感覚、なんとなくわかります…。
読んでいるうちに、ノアの内面がいつのまにか自分の内面と共鳴するような気がしていました。

柴田元幸さんというと、これまでエドワード・ゴーリーの絵本くらいしか読んだことがなかったのですが…ステキですね。小説作品ももっと読んでみたいと思います。

ちなみにわたしは、SFとかモダン・ホラー系の作品を多く訳されている嶋田洋一さんが好きです。 :)
2007-04-07 土 19:40:42 | URL | 遥 [編集]
コメント ありがとうございます
>しほさん

人によっては異論もあろうかと思いますが、書評家でも柴田さんを評価している人も多いので、まず間違いないと思います・・・。
村上さんの本、俺もすきです。
ついこの間、「グレート・ギャッツビー」を読んで感動したばかりです。


>遥さん

嶋田洋一さん・・・
まったく知りませんでした。
ぜひぜひ参考にさせていただきます。
2007-04-12 木 09:39:55 | URL | タウム [編集]
だいぶ遅くなりました
数ヶ月前にコメントをいただいてましたが、
いろいろ忙しかったりして、
返事がだいぶ遅くなりました。すみません。
最近、またブログちゃんと書こうと思って、
ブログの整理をしていたら、
なぜか連続で、スパムがきてたりして、
いろいろ消してたら、
タウムさんのコメントも
まちがって消してしまいました。
ぜひまた立ち寄っていただければと思います。
2007-06-14 木 19:09:39 | URL | yoshiii [編集]
コメント ありがとうございます
ぜひぜひまたお邪魔します。
スパムには、こちらも迷惑しています・・。
2007-06-15 金 21:27:45 | URL | タウム [編集]
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