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Author:タウム1
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「自分の感性くらい 自分で守れ ばかものよ」 茨木のり子

この言葉を肝に銘じて、本や映画を鑑賞しています。
やっぱり読書はいいですね。
いつも何かしらの本を読んでいます。
ミステリーから純文学まで・・。
特にノンフィクションはやめられないですね。
知らなかったことがわかる快感、魂の解放って感じで・・・。

オススメ本・・・「おそめ」 伝説のホステスの生涯。何ともいえない思いになりますよ。 「わたしを離さないで」 この気高く、奥深い感じ。小説の魅力に満ち溢れてます。 オススメ映画・・「イン・ザ・ベッドルーム」 二人の女優の演技にホレボレします。  「ザ・コンテンダー」 信念を貫くとはこういうこと。強いメッセージを感じますよ。

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外務省に嵌められた二人の対談 鈴木宗男 佐藤優著「北方領土『特命交渉』」
鈴木宗男

北方領土の利権を貪り、逮捕された人。

そんなイメージしかありません。まぁ、世間一般の人も何となく悪いイメージを持つ人が多いかも・・・。

しかーし、この本を読むと自分の考えを改めようと思ったね。

今日の本は、

鈴木宗男佐藤優 著

北方領土『特命交渉』」

の感想です。


北方領土「特命交渉」 北方領土「特命交渉」
鈴木 宗男、佐藤 優 他 (2006/09)
講談社
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ついこの間まで、バッシングを受け、逮捕までされた著者二人。
この本はこの注目の二人が、橋本政権から現在に至るまでのロシアとの北方領土返還の交渉の内幕を語った本です。

まず、感想は外交って人対人だから、政治家が変わると交渉も一からやり直すってこと。
そのときの外務大臣、総理大臣、有能な参謀や外交官の能力と人柄が如実に外交成果に現れるんだと、改めて実感させられた。

北海道選出の宗男さんは、まぁ、地元ってこともあって北方領土の担当を自然とすることになる。
秘書時代から、サケマス交渉なんかでソ連と関わってきたこともあって、領土問題の専門家でもあり、ソ連・ロシアに親しくなった政治家、外交官も多い。
それだけに、この二人の対談はそうだったのかと、感心することが多い。

鈴木宗男さんは、昔ながらの怒鳴って威張るだけの政治家像をイメージしてたから、結構、論理的な思考や戦力的な行動には驚きました。
(マスコミの流したイメージにすっかり騙されていたと、深く反省しました。)

いち早く情報を入手して、分析して、戦略を立てる。
相手の出方をとことん考えて、裏の裏まで見抜く。
そうでありながら、交渉の場でものを言うのは、誠実な人柄だったりするのだ。
ほんとに外交って難しい。

橋本政権や森政権のときの交渉の流れ、そのときの自分たちの果たした役割。そして、当事者であった政治家や役人の評価。

新聞やテレビが流すイメージがホントくずれるよ。
だって、橋龍や小渕さんや森さんが少なくてもロシア外交ではすごく有能だって書かれてるんだもん。
橋龍は、中国人の女スパイに騙されて、ODAを騙し取られたスケベって思ってたし、小渕さんは、とりあえずなってしまった総理で周りの意見を聞きすぎの凡人って思ってたし、森さんは密室で誕生した総理で、あまり有能でなさそうって思ってた。

やはり、何年も政治家としてキャリアを積んだ人だから、すごいよ。
一般人よりは頭が切れるし、キモも座ってる。
今、巷でもてはやされているポッと出の話題の政治家より、政治の世界で生きてきた人は何かと心得ているだな。
まぁ、政治家にもいろいろいると思うけど・・・。

対ロ外交の内幕が分かるのも面白いけど、この二人の、政治家や役人の評価のほうが面白かった。
無能な人も実名で書いてるよ。

例えば、田中真紀子

外務大臣になって、外務省の人事異動を凍結させ、外務省の人事の秩序を壊し、大混乱に陥れた張本人。
まったく、外交的なセンスもない。留学していたからか、英語は流暢だけど、政治家としてはどうかと思った。
この人の考えを表現するために、文中の外務高官の言葉を以下にご紹介。

「真紀子の頭づくりは、ふたつだけだ。究極的には『お父ちゃんは偉い』ということに尽きるのだが、要するに、『尊敬するお父ちゃんが作った田中派を壊した竹下派経世会は、絶対に許さない』・・・・」

世の中のおばさん連中がこんな人に熱狂していたとは・・・あきれてしまう。ほんとイメージだけだったんだよ。
そのほか、無能な外務官僚なんかも実名で批判している。

それから、国内には北方領土の利権に与っている人たちがいる。
北方領土が解決すれば、仕事がなくなるからなるべく解決しないように願っているそうだ。
評論家や学者。
これも、実名で非難している。

味方同士の対談だから、都合のいいことばかり言っているかも知れないけど、それを差し引いて考えても、二人がバッシングされ、逮捕されたのは本当に理不尽としか思えない。


日本一のロシア通の政治家と頭の切れる外交官。

ラストは、二人がなぜ逮捕にいたったかについて語られている。
結論は、外務省、当時の幹部が、宗男さんと意見が違い、自分達より顔が広く、ロシア事情に詳しいということで、共産党に資料をわたし、国会で追及させ、マスコミに情報を漏らしたからということだ。

確かに、当時何度も取り上げられた「ムネオハウス」。
追及したのは、共産党の佐々木憲昭議員だった。

あれは、外務省が提供した資料でありもしない「ムネオハウス」という呼び名を教えたのだ。
役人が、政治家を嵌めるために、なんと共産党と組むとは恐ろしい。

当時の著者の心情を察するに、切なくなってくる。
国家のために、良かれと全力で外交をやってきて、この仕打ちかとやりきれない気持ちでいっぱいだっただろう。
四面楚歌は正に当時の宗男さんのことだよ。

新聞やテレビの伝えることがいかに、一面的なことなのか。
ほんと、実感した。
これからは気をつけようって思うけど、あまり自信ないよ。
納豆ダイエットもすっかり騙されたし・・・・。


外交交渉の難しさを実感し、熱意ある政治家の志に感動する一冊です。



  • 著:鈴木 宗男 著:佐藤 優
  • 出版社:講談社
  • 定価:1680円(税込み)
北方領土「特命交渉」
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対談 | 01:43:25 | Trackback(1) | Comments(2)
コメント
こんばんは^^
ども、ご無沙汰しています。
この本ちょっと気になってたんですよね。
にしてもこれはなかなか面白そうですね。
このへんの知識はあまりないので
金と時間に余裕があれば勉強したいと思いますm(__)m
2007-02-11 日 02:11:01 | URL | シン@偽哲学者 [編集]
コメント ありがとうございます
>シン@偽哲学者さん

対談ですので、読みやすいと想いますが、専門的なところでは、さすがに立ち往生をしてしまいました。
北方領土の返還の様々なシミュレーションみたいな案とか・・。
それから、日本人もロシア人も人物名がやたら出てくる。
その辺、もっと大雑把でもいいかとも思いましたが、政治、特に外交は人と交渉するものですから、人物とその人柄なんかの情報を覚えておくのも有能な政治家の条件だと思いましたね。
2007-02-11 日 11:44:28 | URL | タウム [編集]
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北方領土「特命交渉」
著:鈴木 宗男 著:佐藤 優出版社:講談社定価:1680円(税込み)北方領土「特命交渉」livedoor BOOKSで購入書評データ本書は鈴木宗男氏と佐藤優氏の対談形式で進んでいきます。但し、対談といっても同じベクトルの2人が話すので読み進んでいるとどっちがどういう話を.... 2007-02-10 Sat 02:48:35 | 石を育てています by Ryuman

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