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タウム1

Author:タウム1
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「自分の感性くらい 自分で守れ ばかものよ」 茨木のり子

この言葉を肝に銘じて、本や映画を鑑賞しています。
やっぱり読書はいいですね。
いつも何かしらの本を読んでいます。
ミステリーから純文学まで・・。
特にノンフィクションはやめられないですね。
知らなかったことがわかる快感、魂の解放って感じで・・・。

オススメ本・・・「おそめ」 伝説のホステスの生涯。何ともいえない思いになりますよ。 「わたしを離さないで」 この気高く、奥深い感じ。小説の魅力に満ち溢れてます。 オススメ映画・・「イン・ザ・ベッドルーム」 二人の女優の演技にホレボレします。  「ザ・コンテンダー」 信念を貫くとはこういうこと。強いメッセージを感じますよ。

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裏社会に通じていたとされる競艇王の評伝。 「悪名の棺 笹川良一伝」 工藤美代子 著
悪名の棺 笹川良一伝

工藤 美代子著



「人類みな兄弟」と、大勢の子供とCMに出ていた人物。
一体何のCMなのか。この人物は一体誰なのか。
「笹川良一」という名前は知ってはいても、
一体どういう素性の人なのかは知らなかった。
長年の疑問を解消するための絶好の本でした。


悪名の棺―笹川良一伝悪名の棺―笹川良一伝
(2010/10)
工藤 美代子

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この風貌。
子供のころは勝手にこの人は中東あたりの外国人だと思っていた。

ある年齢以上の人は、
何といってもあのCMの印象が強いと思う。

生い立ちから死に至るまでの笹川良一の人生を描いている本です。
毀誉褒貶が激しくて実際はどんな人だったのか。

戦犯としてGHQに逮捕されたという事実が
この人物の印象を漠然と悪いものにしていたと思う。
結果的に戦犯としては容疑はかけられたが、
罪には問われず釈放されている。

どうしても戦中と終戦直後の話題に重きを置かれて書かれている。
個人的には、戦後復興の日本の政治や経済に、
どう影響を与えたか(競艇をもっと知りたかったが、
それでもとっても面白かった。

著者はある程度、立ち位置を決めてからこの本を書いたんだと思う。
基本的には、笹川良一の悪いイメージを吹き払う立場で書かれている。
雑誌で連載された特集なんかを引き合いに出して、
根拠のない巨悪の記述を強く批判している。

笹川良一の死を伝える新聞が、
どんなイメージを持たれているかを如実に表している。
この本の中から見出しだけ引用すると、

朝日新聞
「笹川良一氏死去 敗戦で一時A級戦犯容疑 競艇資金で影響力・・」

毎日新聞
「昭和史裏面知る競艇のドン 笹川良一氏死去・・・」


固定観念や安易なレッテル貼りに著者は猛烈な嫌悪感を感じるのだろう。
笹川良一への的外れの批判に我慢できず、
やむにやまれずこの本を書き下ろしたという感じが
ズシっと伝わってくる。
大変な労作。

読む方も興味本位だけでは、
ついていけないかも知れない。

知らなかった笹川良一の人生がわかるのはやっぱり興味深い。
特に、人類みな兄弟というスローガンに掲げるほど、
恵まれない人や虐げられた人を助けることに奔走する篤志家なんだけれど、
家族、特に息子3人をあまりかえりみないのにはおどろいた。
さらにほれ易いのか、気が多いのか、
西と東に一人づつ伴侶がいて、
そのほかに若い愛人を家族ごと扶養している。

歴史的人物と関係を築いている笹川良一の姿は、
この人物が如何に偉大であったかを物語っているかを表している。

・川端康成
・ムッソリーニ
・川島芳子
・山本五十六


血気盛んで交戦意欲満々の右翼というイメージはまったくの誤解。
人間味豊かな、平和主義者。
少なからず笹川良一のイメージが変わってしまう。

その人物のどこを捕らえて、どう感じるかで、
同じ人物でも見え方は違うと思う。
それを加味しても著者の描く笹川良一像は、
実物からそれほどかけ離れていないと感じた。


今こそ、日本に笹川良一がいてほしかった。
些細なことで、揚げ足とりに終始する今の卑しい日本では、
もう二度とこんな人物は出てこないだろうな。




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ノンフィクション | 15:11:52 | Trackback(0) | Comments(0)
ドイツの弁護士の実際の事件を元にした小説 「犯罪」 フェルディナント・フォン・シーラッハ著 酒寄進一訳
犯罪

フィルディナント・フォン・シーラッハ著
酒寄進一 訳




本国ドイツでベストセラーになった小説です。
犯罪もののノンフィクションが好きなので、
ずっと読みたかった本です。
その名もズバリ「犯罪」



犯罪犯罪
(2011/06/11)
フェルディナント・フォン・シーラッハ

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ドイツで弁護士をしている著者が、
実際に担当した事件を元にして書いたとされる小説。
罪を犯した人間の視点から描いていているから、
読んでいると切なくなってくる。

事件の弁護をしていて本人から話を聞いて書いたのだろうけど、
本人しか知り得ないこととかが書かれているから、
そこは創作したんだろう。

連作短編集で、
さまざまな犯罪者の物語が書かれている。
そのどれもがリアリティーがあって、
その人間の犯罪に至るまでの人生が興味深い。

冒頭のまじめな医師が長年人生を共にした妻を殺す短編。
いきなり人生とか結婚とか、
深く深く考えさせられる。

出会ってしまったがために、
結婚して、ともに生活を送る女。
恋愛と結婚(生活)は違うとはよく言うが
不幸な結婚をしたこの医師は、
妻を殺すことで最後まで自分の結婚に責任を取る。
この医師に同情できるから、
胸にグッとくる。
ほかに選択肢がなかったのかという常識的な考えは
あまりにも安易過ぎる。

犯罪はその社会をよく表している、
と言われるが、
ドイツに移民としてやって来た外国人の2世が、
罪を犯す物語は、
実際のドイツの社会でも問題になっているんだろうなと
想像できる。

日本でも移民を受けいれの議論が盛り上がりつつあるけど、
もし移民を受け入れるなら、
移民を受け入れる社会が抱える問題も覚悟がいるだろうな。

ひとつひとつの短編がどれも興味深く、
一気に読んでしまいました。
オススメの一冊です。


犯罪犯罪
(2011/06/11)
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翻訳本 | 14:05:32 | Trackback(1) | Comments(0)

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