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タウム1

Author:タウム1
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「自分の感性くらい 自分で守れ ばかものよ」 茨木のり子

この言葉を肝に銘じて、本や映画を鑑賞しています。
やっぱり読書はいいですね。
いつも何かしらの本を読んでいます。
ミステリーから純文学まで・・。
特にノンフィクションはやめられないですね。
知らなかったことがわかる快感、魂の解放って感じで・・・。

オススメ本・・・「おそめ」 伝説のホステスの生涯。何ともいえない思いになりますよ。 「わたしを離さないで」 この気高く、奥深い感じ。小説の魅力に満ち溢れてます。 オススメ映画・・「イン・ザ・ベッドルーム」 二人の女優の演技にホレボレします。  「ザ・コンテンダー」 信念を貫くとはこういうこと。強いメッセージを感じますよ。

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■広   告

支那を中国と呼ぶ(呼ばされている)のは日本だけ。 小林よしのり・有本香 著 「はじめての支那論 中華思想の正体と日本の覚悟」
「初めての支那論]
~中華思想の正体と日本の覚悟~

小林よしのり・有本香 著



ゴーマニズム宣言でおなじみの漫画家、小林よしのりと支那通の有本香さんの対談本。
ちょっと過激なタイトルかと思いきや、
隣国を支那と呼ぶべき理由が書かれている。

顔・形は日本人と似ているので、
なんとなく近い存在に感じる支那人。
しかし、実際は日本人とはまったく違く価値感で行動していうる。

支那の実態に驚くこと必至の新書です。


はじめての支那論<br>中華思想の正体と日本の覚悟 (幻冬舎新書)はじめての支那論
中華思想の正体と日本の覚悟 (幻冬舎新書)

(2011/07/28)
小林 よしのり、有本 香 他

商品詳細を見る



読み始めると、
日本は外国(支那)にやられっぱなしで、
大丈夫かと不安になってしまう。
実際の支那の戦略や実態を知っている有本さんの話は
知らないことばかり。
よく言われていることは、
支那には「公共」という概念がないこと。
これは日本とは決定的にちがっている。
支那人は自分と自分の身内以外の利益のためには
動かないという。


日本にいる支那人は、
いざという時は、
あっさりと共産党の言いなりになる。
一種の工作員だといっていいそうだ。
たしかに、
長野オリンピックの時の
デモで集まった支那人の集団は話題になった。

支那の人口と経済的なスケール・市場がないと
これからの日本の経済や産業は生き残れない、
という考えも捨てたほうがいいようだ。

支那の経済の好況ぶりは、
あきらかにバブル状態でいつはじけてもよさそうだし、
一部の国民以外は豊かにはなっていないし、
多民族国家で、
いろんな価値観が混在している社会は
いつ民衆の不満が爆発してもおかしくない。

タイトルから支那の話に終始するかと思いきや、
同時にアメリカの話題も出てきた。
日本の保守派と呼ばれる知識人にありがちな、
支那が嫌いだからアメリカになびく
ということにも二人は警告を発している。

支那だろうが、アメリカだろうが、
結局は自国の利益で外交をしているのだから、
日本は自分自身をしっかりと主張する必要があるのだ。

またここ数年よく言われている
「グローバリズム」についても触れられている。
この考えについて、よしりんと有本さんの間で
意見が対立しているのは興味深かった。
よしりんのいう反グローバリズム・保護主義は
今は極端な意見に見えるのだが、
数年経つと意外とまっとうな意見に思えるのかも・・。

世界中の人間がまったく同じ生活レベルをめざす必要は
ないというのは最もだと思う。

給料の安い国を求めて、
次々と海外生産拠点を移しても、
日本の給料が海外のレベルと同じに落とさない限り
格差はなくならず、
日本の製造業は弱体化するばかり。
一体だれがそれを望んでいるのか。


支那という呼称を切り口に日本の今と未来を考えるだけで
話題がこんなにいろいろ広がっていくのは
本当に読んでいて面白かったけど、
課題山積の日本の未来に不安がいっぱい。

日本を少しでもいい方向に向かわせるには
一体どうすればいいのか。
それは政治家とか官僚とかに任せるのではなく、
ひとりひとりの日本人がまず中国を支那と
呼ぶことから始めればいいのかもしれない。





はじめての支那論
中華思想の正体と日本の覚悟
  • 小林よしのり_::_有本香
  • 幻冬舎
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書評





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小林よしのり | 08:49:09 | Trackback(0) | Comments(0)
高校生探偵の日常ミステリー    東川篤哉 著 「放課後はミステリーとともに」
「放課後はミステリーとともに」

東川篤哉 著


「謎解きはディナーのあとで」が大ベストセラーの著者の作品。
ベストセラーではなく、この本を先に読んでみました。




放課後はミステリーとともに放課後はミステリーとともに
(2011/02/18)
東川 篤哉

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ブームにのっかって手にした本のなで、
ミステリーという以外ほとんど知らずによみました。

一言でいうと、
手軽な読み物という感じでした。




霧ヶ峰涼という探偵部に所属する高校生が活躍する
日常系ミステリーの連作短編小説です。

霧ヶ峰涼・・・。
エアコンみたいな名前。
この件が随所にでてきます。
読者を楽しませようと、アットホームな雰囲気で
物語が進んでいきます。


教室から逃走した窃盗犯が消えた謎。
週刊誌に狙われた芸能人。
砂場で襲われた陸上部部員。
コーヒーに毒を混入された老人。

などなど高校生の日常で出会ったちょっとした謎を、解き明かします。
いい意味で切実さのなさが、なごみます。

日常系ミステリーですので、人が死んだりはしません
あしからず。
たまにはこういう何気ないミステリーもいいもんですね。
そういえばこんな小説を読んだの久しぶりだなぁと実感。

読んでいて思い出したのは、北村薫さんの作品「空飛ぶ馬 」とか「夜の蝉」

涼しくなるこれからの季節には、こんななごむ作品がぴったりだと思います。


欲を言えば、探偵の魅力ある相棒が登場してもよかったかな。






放課後はミステリーとともに放課後はミステリーとともに
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エンタテイメント | 00:30:09 | Trackback(2) | Comments(0)