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タウム1

Author:タウム1
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「自分の感性くらい 自分で守れ ばかものよ」 茨木のり子

この言葉を肝に銘じて、本や映画を鑑賞しています。
やっぱり読書はいいですね。
いつも何かしらの本を読んでいます。
ミステリーから純文学まで・・。
特にノンフィクションはやめられないですね。
知らなかったことがわかる快感、魂の解放って感じで・・・。

オススメ本・・・「おそめ」 伝説のホステスの生涯。何ともいえない思いになりますよ。 「わたしを離さないで」 この気高く、奥深い感じ。小説の魅力に満ち溢れてます。 オススメ映画・・「イン・ザ・ベッドルーム」 二人の女優の演技にホレボレします。  「ザ・コンテンダー」 信念を貫くとはこういうこと。強いメッセージを感じますよ。

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■広   告

一人の男の数奇な人生のすべて  「ベンジャミン・バトン 数奇な運命」
ベンジャミン・バトン 数奇な人生

監督 : デビッド・フィンチャー
脚本 : エリック・ロス
出演 : ブラッド・ピット 、 ケイト・ブランシェット 、 ティルダ・スウィントン




かなり長い作品です。
成長するにつれて、若返っていくという男の人生を描いています。
感想は・・・・。

とにかく、すばらしい!

ベンジャミン・バトン 数奇な人生


若返っていくというありえない物語。
でもその物語を丁寧に、実に丁寧に描いていく。
詩的であり、印象にのこるような映像。

この物語に魅了されるまでそれほど時間はかからなかった。
長さをまったく感じさせない。

人間はボタン。そのボタンが集まり、寄り添い、人生を形づくる。
人生はすばらしい。たとえ、どんな人間であっても。

「フォレスト・ガンプ」の雰囲気を持つ作品だけど、こちらの方が印象に残る。

観終わってしばらく余韻に浸りたくなる、味わい深い作品。
生きることのすばらしさが心の底からわきあがってくる。

ブラッド・ピットも、ケイト・ブランシェットもすばらしかった。

ラストの切なさも胸にグッとくる。
だれにでもオススメできる、すばらしい作品。

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テーマ:ベンジャミン・バトン 数奇な人生 - ジャンル:映画

映画 | 23:06:17 | Trackback(1) | Comments(0)
カナダに入植した著者の一族の物語  アリス・マンロー著 「林檎の木の下で」
アリス・マンロー 著

林檎の木の下で



著者は、ノーベル文学賞の候補にもあげられるほど有名な作家だそうです。
しかし、この本を読むまではまったく知りませんでした。

質の高い翻訳本を発行するシリーズでもう完全に定着した、
「新潮社クレストブック」の本です。
まぁ、だから内容にはそれほど不安は感じないで読みました。


林檎の木の下で (新潮クレスト・ブックス)林檎の木の下で (新潮クレスト・ブックス)
(2007/03)
アリス マンロー

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12編の短編が収められています。

そのどれもが著者とその一族の物語。
多くの創造の部分を交えながら描かれているとおもわるが、なかなか味わい深い。

移民が新大陸に渡る船の中での話。移民ってこんな感じなんだって感動してしまう。
それから、新大陸についてからの生活でも、何もないところで家族とともに生きていくことの様子。
何もない土地での新しい生活。

なかでも一番はやっぱり、表題作。

「林檎の木の下で」

著者の十代の初恋(?)のことが描かれるが、その切ない結末に、読んでいるコチラも一緒に傷ついてしまった。とても味わい深い作品だ。

翻訳独特のレトリックや言い回しになれてしますと、もう、著者の描き出す世界にどっぷりとつかってしまった。あらゆる家族がもっている出来事や歴史を、普通に描いていながら、それでいてこれだけ味わい深い作品に仕上げるのはすばらしいと思う。

上質な、本当に上質な小説を味わったという読後感に包まれました。


林檎の木の下で
  • アリス・マンロー、小竹 由美子
  • 新潮社
  • 2415円
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書評/海外純文学




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テーマ:読んだ本。 - ジャンル:本・雑誌

翻訳本 | 23:03:28 | Trackback(0) | Comments(0)
本村洋さんの長く過酷な戦い  門田隆将 著 「なぜ君は絶望と闘えたの 本村洋の3300日」
門田隆将 著

なぜ君は絶望と闘えたのか 本村洋の3300日


山口県光市。

18歳の配管工の少年が、水道検査を装い、強姦目的で他人の家に入り、新妻を殺し、傍らで泣き叫ぶ赤子も床にたたきつけて殺したという事件。

あまりにも有名なこの事件の被害者の、夫であり、父の本村洋さんの事件発生から、判決確定までを描いた力作ノンフィクションです。

なぜ君は絶望と闘えたのかなぜ君は絶望と闘えたのか
(2008/07/16)
門田 隆将

商品詳細を見る


事件が事件だけに、読んでいて気持ちが重くなってくる。
逮捕された少年の態度が、まったく反省していなくて、腹が立ってくる。

3300日。
約10年。

事あるごとに事件のことが、思いだされる裁判の日々。

犯人が18歳であるということ。そして、ころしたのが2人ということ。
どんなに卑劣な犯罪でも、裁判は前例を踏襲し、相場主義を貫く。
つまり、この事件での判決はどう転んでも、無期懲役が最高刑。
実際、高等裁判所まではその判決が下される。

無期懲役といっても、終身刑ではない。
早ければ少年の場合は、8年で仮出所できるらしい。

また、当時は法廷に殺された遺族の写真を持ち込むことは許されなかった。
加害者は法律で保護されているが、被害者はまったくケアされていなかった。

どう考えてもおかしいこの日本の裁判制度。
やがて国民を巻き込んだ運動となり、最高裁は高裁の判決を差し戻す。

途端に死刑の可能性が高くなったこの少年に、死刑反対の運動を展開している弁護士が20人以上弁護に加わる。そして、その弁護戦術の卑劣さと、事件の真相とされる荒唐無稽な話に、さらに国民は強く反発する。

後半は、読んでいて全身の血がたぎるような感じ。
ホント、この弁護団に腹が立つ。

約10年の戦いで、本村さんの成長していく姿が感動的だった。
単純に犯人が憎いというところから、日本の司法や裁判、もっと言えば犯罪や社会にいたるまでを考えるようになって、さまざまな運動に参加する。

日本の司法をかえるきっかけとなった本村洋さんの戦い。
必読です。



なぜ君は絶望と闘えたのか
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ノンフィクション | 22:03:10 | Trackback(0) | Comments(0)