投稿日:2008-07-13 Sun
デュラン・れい子著「一度も植民地になったことがない日本」
特に真新しいテーマではない、異文化との出会いとそこで新ためてしる日本の文化。
この本の著者も外国人と結婚して、外国に住んで、日本とフランスを行き来する生活を送っているそうな。
そこで出会った外国人が指摘した日本文化のユーモアなところとか変なところなんかを、砕けた感じで書いています。
![]() | 一度も植民地になったことがない日本 (講談社+α新書) (2007/07/20) デュラン れい子 商品詳細を見る |
単純にタイトルに惹かれて読みました。
想像していたのは、もっと歴史的にとか、学問的な異文化論や日本文化論。
実際は、砕けた感じのおばさんの雑談を聞いている感じ。
読みやすいといえば読みやすいんだけど、もっと深い考察を期待していただけにちょっと期待はずれ。
雑談なので、あまり整理されていなくて、脈絡なく経験談を書いている。
出てくる話もどこかですでに言われているようなことが多かった。
改めて、“私だけが知っているのよ”的に言われてもなぁ・・・。
漫画やアニメがブームとか、終身雇用が見直されているとか・・・。
そういいながらも、知らないこともありました。
たとえば、個人宅配便が日本独自のものとか、駅弁の種類の多さはまさに日本を象徴しているとか・・・。
オランダに住んでいたということでオランダについての情報も目新しかった。
たとえば、オランダで自転車が盛んなのは埋め立てでできた国でほとんど坂がないから・・・とか、工場と農地を交互に配置して公害被害を出さないようにしているとか・・。
日本のすばらしさとか、外国すばらしさとかいろいろ考えさせるが結局、違う外国との相互理解は難しいなと実感しました。
その辺、もっと深く考えさせるようなところもあってもいいと思ったけど、日常生活の身近な話題で終わりでした。
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