投稿日:2008-03-15 Sat
映画 「ノーカントリー」監督 ジョエル・コーエン イーサン・コーエン
出演 ハビエル・バルデム トミー・リー・ジョーンズ ジョシュ・ブローリン
今年のアカデミーで一番評価された作品。
作品、監督、助演男優、脚色の4部門でオスカーを獲得しました。
これは観なきゃってことで、公開初日に行って来ました。
このところいまいちぱっとしなかったコーエン兄弟。
作品を劇場で観るのは、「ファーゴ」以来ですね。
「ファーゴ」では、フランシス・マクドーマンドが主演女優でオスカーを獲ったっけ・・・。
今回も、犯罪もの。
しかし、「ファーゴ」の間抜けっぽい空気はなく、終始緊迫していましたよ。
最初、いくつかの話が脈絡なく展開していてわかりにくいけど、話がすすむと全体像が見えてくる。
話は単純といえば、単純。
麻薬取引の大金を偶然見つけて、横取りした男と、その金を追う殺し屋。
そのほか、事件を捜査する老保安官。
そして、殺し屋に放たれる刺客。
淡々と、実に淡々と、静かに話しは進みますよ。
盛り上げるための、音楽なんかはあまりなかった。
でも、みどころ満載。
殺し屋のハビエル・バルデムが追いかけていくんだけど、まぁ、なんとも不気味。
無表情で、変な髪形で、濃すぎるあの顔。
もう、見るからに変体。
たまらん。

武器もなんか変なガズポンベみたいなのを持ち歩いていたりして・・・。
来るよ、来るよ、来たー・・・・。
この緊張感。
すばらしかったです。
コーエン兄弟にはこういう犯罪ものがあってるね。
殺し屋が序々に、近づいてくる緊張感はサイコー。
ちょっと昔の時代、70年代くらいの時代設定がまたいい雰囲気でした。

砂漠、荒野、土埃・・・。
乾いた荒んだ大地に転がる、人間の死体と犬の死体。
殺し屋のハビエル・バルデム。
あの「海を飛ぶ夢」の障害者を演じた人です。
「海を飛ぶ夢」・・・。
感動したなぁ。
まぁ、顔が特徴あるんでわかりますけど、それにしてもまったく違っていてすばらしかった。
もう見た目がとにかくすごい。
何せあの顔の濃さ。ギョロ目と見事なアゴ。
これは、日本人にはかなわないよ。
・・・・・・っておもったけど、一人日本人にも対抗できる人がいましたよ。
アンタッチャブルの山崎。
観ている途中から、そう思ったら、もう、アゴに目がいって山崎が頭に浮かんでしょうがなかった。
独特のユーモアもあるし、光と影、印象的なカット(テレビ画面に映る人物像とか)持ち味を十分発揮してました。コーエン兄弟ファンじゃなくても必見です。
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