王様のブランチ、映画コーナー。
映画「カンフーくん」宣伝のために、アクションを披露した中国の少年、チャン・チュワンの頭から流血。

いかにもテレビ的な演出なんだけど、8歳の少年にさせることじゃないでしょ。
しかも生放送で・・・。

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「カンフーくん」公式HP>>>
いまのところTBSは何やっても裏目にでますなぁ。
映画はまったく観る気はないけど、この出来事から、映画の撮影自体もなんか想像できるね。
年端も行かない子供に無理やりアクションやらせるのって、幼児虐待に近いんじゃないの?
泉ピン子の取り繕う姿と終始あがりっぱなしのテンションが、胸にグッと来た。
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「“手”をめぐる四百字
文字は人なり、手は人生なり」
「週刊ブックレビュー」で紹介されていた本です。
帯にこの本の特徴が載っています。
著名人の肉筆原稿がそのまま載っている本です。
![]() | “手”をめぐる四百字―文字は人なり、手は人生なり (2007/01) 白洲 正子 商品詳細を見る |
50人分の肉筆原稿ですよ。
結構、濃いものがありますね。
エーッ、これがあの人の字・・・・って感じで意外な字もあれば、
いかにもって感じで想像通りの字もある。
字と、手にまつわるエッセイの内容でもっとその人のことを好きになったりもした。
よかったのは、作家の角田光代さん。
すっきりとした字で、お母さんの思い出を書いている。
それから、作家の小川洋子さん。
かわいらしい字。想像通り。
出版社で見たことを書いている。
それから単純に好きな字は、なくなったドラマ演出家の久世光彦さん。
人柄がでているようなじですなぁ。うまいし、読みやすい。
小沢昭一さんの字もすごくいいね。ふつうに読めるし、うまい。
逆にとても本人以外は読めなさそうな字のほうが多いですよ。
柳美里・橋本治・山田太一・・・・。
それから明らかに字を見られることを前提にして、書きなれている人もいる。
永六輔さんの字はその代表。
ちょっといやみに感じるけど・・・。
やっぱ字はきれいにこしたことはないよ。味があるってのはわかるけど。
字が汚いと、こんな字を書いていて世の中に、何か物申しているのかって思うし・・・。
どの人の字がいいか。実際手にとって見てください。
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出演 ジェフ・ブリッジス カレン・アレン
監督 ジョン・カーペンターズ
![]() | スターマン (2005/06/22) ジェフ・ブリッジス、カレン・アレン 他 商品詳細を見る |
なんとなく観たら、意外と面白くて最後まで観てしまいました。
ちょっと前の作品だから、時代的に宇宙とか宇宙人がすごく話題になっていたころだったように思う。
この手の題材を扱った映画がいっぱいあったから・・・。
宇宙人と地球人との交流。
交流よりもっと深い感情が描かれる。
地球に不時着してしまった宇宙人。
助けがくるまで地球人に成りすまそうとして、変身したのが死んだはずの男。
夫の死を今でも引きずっている妻は、もうびっくり。
宇宙人が地球にやってきたときにちょうど、夫の生前の姿が映っているフィルムを観ていて、
髪の毛がはさんであるアルバムがおいてあるってのがちょっとできすぎって感じでけど・・・。
その髪の毛を分析して、夫の姿に変身する。
その変身シーンがカーペンターっぽい。
赤ちゃんから一気に変身するからちょっと気持ち悪い。
いまからみるとちょっと特殊技術が稚拙なんだけど、CGじゃないからなんか生々しい。
いまでこそ、DNAは当たり前だけど、当時としては結構斬新な解釈だったんじゃないかとおもいました。
もっとB級的な内容かと思いきや、意外としっかりしたドラマでした。
ジェフ・ブリッジスがカクカクしたロボットのような動きで宇宙人を演じている。
最初はなんか変な感じがしたけど、そのうちなれてしまいました。
地球人の言葉やしぐさ、習慣やしきたりを知らないから、そのズレをネタにしている。
逆にそれで、自分たちのことを考えさせるようになるのだ。
おそらく、文明が発達している宇宙人の世界では、愛とか、セックスとかはもう存在しないんだろうなっという風に描いていて、人間の感情のすばらしさも実感させられる。
ラストは切ない感じで終わるんだけど、これってターミネーターと同じじゃん。
どっちが先なのかわからないけど・・・・。
今見ても十分楽しめる作品でした。
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テーマ:特撮・SF・ファンタジー映画 - ジャンル:映画
出演 : エイミー・アダムス 、 パトリック・デンプシー 、 ジェームズ・マースデン 、 スーザン・サランドン
監督 : ケヴィン・リマ
アニメの世界からお姫様が実写の世界へ・・・。
なんとなく安っぽいんじゃないかと不安に思いながらも、公開初日に行ってきました。
豊かな森。
かわいい娘。
やんちゃな動物たち。
怪物退治に精を出す王子。
そして、娘と王子の仲を引き裂こうとする継母。
かつてのディズニーのアニメの世界の人物が、現代のニューヨークに迷いこむ。

この設定が、結果としては大成功だったと思う。
しかし、これで、きれいごとだけのアニメはもう完全に終止符を打たれたように思う。
結婚にあこがれるお姫様はまだいいんだけど、王子の扱いがひどかった。
セントラルパークで歌いだそうとすると、後ろから自転車に轢かれるんだもん。
そのほか、自虐ネタと思われるのが結構あった。
ニューヨークのど真ん中で、さわやかに歌いだすと集まってくるのが、鳩とねずみとゴキブリ。
でもこの素敵な仲間たちがよく働くんですよ。
気持ち悪かったけど、最後は愛情がわきましたよ。

カーテンで服を作ってもまったく悪びらない娘。
ストーリーは、意外性にはかけますが面白かったです。
やっぱり見所はセントラルパークでのミュージカルシーン。すばらしかったです。
劇場にはこどもが半数くらいいて、とても落ち着きのない雰囲気でしたが、逆に子供の反応がわかってそれも興味深かった。
くだらないところがすきですね。子供は・・・・。
期待せずに観たということもありますが、なかなかの作品だと思いました。
気張らずに楽しめる作品です。
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監督 ジョエル・コーエン イーサン・コーエン
出演 ハビエル・バルデム トミー・リー・ジョーンズ ジョシュ・ブローリン
今年のアカデミーで一番評価された作品。
作品、監督、助演男優、脚色の4部門でオスカーを獲得しました。
これは観なきゃってことで、公開初日に行って来ました。
このところいまいちぱっとしなかったコーエン兄弟。
作品を劇場で観るのは、「ファーゴ」以来ですね。
「ファーゴ」では、フランシス・マクドーマンドが主演女優でオスカーを獲ったっけ・・・。
今回も、犯罪もの。
しかし、「ファーゴ」の間抜けっぽい空気はなく、終始緊迫していましたよ。
最初、いくつかの話が脈絡なく展開していてわかりにくいけど、話がすすむと全体像が見えてくる。
話は単純といえば、単純。
麻薬取引の大金を偶然見つけて、横取りした男と、その金を追う殺し屋。
そのほか、事件を捜査する老保安官。
そして、殺し屋に放たれる刺客。
淡々と、実に淡々と、静かに話しは進みますよ。
盛り上げるための、音楽なんかはあまりなかった。
でも、みどころ満載。
殺し屋のハビエル・バルデムが追いかけていくんだけど、まぁ、なんとも不気味。
無表情で、変な髪形で、濃すぎるあの顔。
もう、見るからに変体。
たまらん。

武器もなんか変なガズポンベみたいなのを持ち歩いていたりして・・・。
来るよ、来るよ、来たー・・・・。
この緊張感。
すばらしかったです。
コーエン兄弟にはこういう犯罪ものがあってるね。
殺し屋が序々に、近づいてくる緊張感はサイコー。
ちょっと昔の時代、70年代くらいの時代設定がまたいい雰囲気でした。

砂漠、荒野、土埃・・・。
乾いた荒んだ大地に転がる、人間の死体と犬の死体。
殺し屋のハビエル・バルデム。
あの「海を飛ぶ夢」の障害者を演じた人です。
「海を飛ぶ夢」・・・。
感動したなぁ。
まぁ、顔が特徴あるんでわかりますけど、それにしてもまったく違っていてすばらしかった。
もう見た目がとにかくすごい。
何せあの顔の濃さ。ギョロ目と見事なアゴ。
これは、日本人にはかなわないよ。
・・・・・・っておもったけど、一人日本人にも対抗できる人がいましたよ。
アンタッチャブルの山崎。
観ている途中から、そう思ったら、もう、アゴに目がいって山崎が頭に浮かんでしょうがなかった。
独特のユーモアもあるし、光と影、印象的なカット(テレビ画面に映る人物像とか)持ち味を十分発揮してました。コーエン兄弟ファンじゃなくても必見です。
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2月23日(土)
読書の参考に 毎週欠かさず見ている
「週刊 ブックレビュー」
蕨市文化会館で行われた公開録画を観覧に行きました。
蕨・・・。
懐かしい。10年前ごろにすんでいた町です。
(住所は川口市でしたが、最寄駅は蕨)
この10年を振り返りつつ、駅に降り立ち、会場へと向かいました。
しかし、反対方向の出口にでて、かなり迷いました。
会場の蕨市文化会館が、駅から遠いんだもん。
こじんまりした商店街を結構歩きましたよ。
住んではいましたが、文化会館には行かなかったなぁ。
収録はというと・・・。
ほとんど満員状態で、来ている人は人生のまとめの時期に入っている人
がほとんど。(平たく言うと、オヤジとオババばっかり。まぁ、若い人にはもっと楽しいことあるよな。)
そのうち、日ごろから本を読んでいるだろうなという人は3分の1ぐらいじゃ
ないでしょうか。
感想は・・・。
いやぁー、楽しかった。
児玉清さんとアナウンサーが雰囲気を盛り上げるべく話してくれて、終始
和やかなムードでした。
取り上げられた本は次の3冊。
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![]() | 幽霊を捕まえようとした科学者たち (2007/05) デボラ・ブラム 商品詳細を見る |
![]() | チョウはなぜ飛ぶか 日高敏隆選集 I (日高敏隆選集 1) (2007/12/20) 日高敏隆 商品詳細を見る |
司会 児玉清 中江有里
書評ゲスト 村松友視 篠田節子 坂田明
特集ゲスト 北村薫
オススメの一冊のコーナーは、3冊とも興味が惹かれるような内容で、
話も盛り上がりました。
特に、「チョウはなぜ・・・」が盛り上がりましたね。
選者の坂田さんが、淡々とですが、結構面白い話をしてました。
何度も笑いが起きましたね。
特集のコーナーは北村薫さん。
最新刊の本を紹介。
![]() | 北村薫のミステリびっくり箱 (2007/11) 北村 薫 商品詳細を見る |
いかに北村さんがミステリー好きか、また、先輩の作家やその集まり(団体)に敬意を持っているか
がよくわかりました。
最後、紹介した本のプレゼントがあるんですが、見事に外れました。
まぁ、生まれつきくじ運がないので期待はしてなかったのですが・・・。
生で作家の姿を見られて、その話が聞ける数少ない経験はほんとに貴重でした。
また、関東近郊である時は行きたいなぁ。
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上杉隆 著
話題の本です。
著者は元NHK記者で、鳩山邦夫代議士の元秘書です。
かなり、突っ込んだ感じで、官邸や政府の人間模様を描いています。
![]() | 官邸崩壊 安倍政権迷走の一年 (2007/08/23) 上杉 隆 商品詳細を見る |
話題だけあって、とにかく面白かったです。
物語風にどんどん流れていく感じで、読みやすいっていうのもありますが・・・。
密室であった出来事や発言まで克明に記していて、“ホントかよ”って突っ込むところは多々ありましたけれど・・・。
この本で、(前からかも知れないけれど)著者は同業者からは相当嫌われているらしい。
政治家やその秘書はもちろん、安倍政権にベッタリだった記者も実名で書いている。
そして、語り口が明快で、辛辣。
まぁ、普通ならいえないようなことを結構書いているよ。
人物評というか、その人間の仕事に対する能力の評価を・・。
ちょっと引用してみますと・・・。
平沢勝栄・・・「何よりもテレビ出演を重視する政治家」
井上義行(首相秘書官)・・・「安部を心底崇拝する。安部への批判は自らへの挑戦とさえ考える。」
桜井よしこ・・・「保守派の代表的なジャーナリスト、もっとも影響力のある言論人の一人」
中川秀直・・・「人と目をあわせて話さない、これ見よがしに内緒話をするといった仕草が、誤解を与える。演説は退屈。政策面で抜群の先見性を発揮しながら、語ることを好まない。だがブログの更新は欠かさない。つまり、いつまでも新聞記者だった特性がぬけないのである。」
世耕弘成・・・「広報のプロ。愛嬌のある体躯に似合わず、理路整然と話す行動の政治家。笑顔に隠された攻撃性が、眼鏡の奥の鋭い視線に見え隠れする。
(二冊の自著を出したこのについて・・)「ジャーナリストという第三者が書くからこそ、謎に満ちていた彼の評価は上がるのだ。だが、自らを2度にわたって、自身の仕事を自画自賛したことで、広報関係者の間での世耕の株価は一挙に暴落する。一夜にして、「切れ者」から、「愚か者」になったのだ。」
阿比留瑠比(産経新聞記者)・・・「安部との関係を隠すどころか、自身のブログで誇らしげに語っている。安部との親密さを謳い、そのブログをまとめた本の出版記念パーティーには安倍官邸の錚々たるメンバーが参集した。紙面に載せられないような内容も、ブログで堂々と公表している。民主党のような勢力を蛇蝎のごとく嫌っている。ブログにも頻繁に民主党への攻撃がエントリーされる。代わりに安倍に対しては驚くほどの共感を表明している。阿比留は、偏ることを恐れない。もはや他の記者とは違う世界に存在している。ペンの力で安倍政権を支えるという、政治的使命を抱いた「運動家」なのだ。」
石橋文登(産経新聞記者)・・・「驚くべき胆力の持ち主だ。他社の記者からの評価など全然気にしない。リベラルな政治家をやはり蛇蝎のごとく嫌っている。そうした連中を見かけると、本人の前でも平気で文句をつけるのだ。記者クラブに所属しながら、その“仲良しクラブ”的体質とは最も遠くにいる記者といえる。
石橋は誰であろうと、ブレることを許さない人物だった。記者というよりも活動家の域に達している。」
安倍政権。
出だしはよかったんだけど、次々と起こる問題や不祥事にたいする対応がまずかった。
振り返ればほんとに、こんなに問題があったんだなぁ・・・と感慨深かったですよ。
教育再生会議とか、大臣の辞任と自殺。
問題が起きたときの対応が以下に稚拙で、まずかったのかがよくわかる。
誰が、いつどういう対応をするのか。
それが、はっきりとしていなかったんだね。
つまりは、安倍政権には「飯島勲」がいなかったんだよ。
小泉首相の首相秘書官だった、この人がいかにそつなく仕事をこなしていたかを語っているほんでもあるね。
知らなかった事実もあった。
サミットが開催されるホテルがセコムの持ち物で、洞爺湖でのサミット開催を強力に推したのが警察庁長官だという理由とか・・・。
語り口が鮮やかだから、どこまで信用できるか考えてしまうけど、
とりあえずは面白く読みました。
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「走ることについて語るときに僕の語ること」
村上春樹の新刊。
当然、ベストセラーランキングにも登場。
ということで迷わず、手にとりました。
![]() | 走ることについて語るときに僕の語ること (2007/10/12) 村上 春樹 商品詳細を見る |
タイトルからもわかるとおり、小説ではなくて、マラソンやトライアスロンそしてそのレースに出場するためのトレーニングについてのエッセイだ。
よんで、久しぶりの著者の文章の心地よさを改めて実感。
すいすい読めてしまう。
運動を好んでするほうではないのだが、なかなか面白かった。
それは、体とかスポーツのことを語りながら、ところどころ、人生論や小説論、作家論が織り込まれている。
それが、自然にでてくるので、スゥーっと体に入ってくるようだった。
村上春樹的な表現も満載。
比喩、断言。それも、小気味いい。
そして、ハワイとかニューヨークとかアテネとかワールドワイドなマラソンエッセイだからちょっとおしゃれな気分になれる。
いつもの著者の作品のように。
こっちは毎日のように納豆を食っているような生活をしているんだけど・・・。
気にいったところをちょっと引用します。
「長編小説を書くという作業は、根本的には肉体労働であるとボクは認識している。文章をかくこと自体はたぶん頭脳労働だ。しかし、一冊のまとまった本を書きあげることは、むしろ肉体労働に近い。もちろん本を書くために、何か重いものを持ち上げたり、早く走ったり、高くとんだりする必要はない。だから世間の多くの人々のは見かけだけを見て、作家の仕事を静かな知的書斎労働だと見なしているようだ。コーヒーカップを持ち上げる程度の力があれば、小説なんて書けてしまうんだろうと。しかし実際にやってみれば、小説を書くというのがそんな穏やかな仕事ではないことが、すぐにおわかりいただけるはずだ。机の前に座って、神経をレーザービームのように一点に集中し、無の地平から想像力を立ち上げ、物語を生み出し、正しい言葉をひとつひとつ選び取り、すべての流れをあるべき位置に保ち続ける・・・そのような作業は、一般的に考えられているよりもはるかに大量のエネルギーを、長期にわたって必要とする。・・・・・・」
多くのベストーセラーを生み出す著者の、実にストイックな生活がよくわかる。
ほんの中でも書かれていたが、名作小説を作り出すために、著者は普通の人が楽しんでいるようなことをすべて生活から追い出している。
それができるかできないか。
それも、作家の条件のような気がした。
小説以外でも、著者の文章の虜になってしまった。
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