投稿日:2008-02-27 Wed
松井孝典 南伸坊 著 「『科学的』って何だ!」

メディアにもよく登場する注目の学者、理学博士で東大教授の松井孝典さんとイラストレーターの南伸坊さんの対談です。
タイトルにあるテーマについても話されてますが、それだけじゃなくてまぁ雑談的にいろんなことについて縦横無尽に語っています。
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対談形式だから、わかりやすいといえばわかりやすい。
でも、冒頭のところで難しいところもあった。
科学は「わかる、わからない」 世間は「納得する、納得しない」
っていうところとか・・・。
科学者の視点でいろんなことにコメントしていて、判断に迷うようなことなんかはスッキリって感じでした。
でも、理系の人間からすると当たり前なのかも・・・・。
たとえば、
血液型占いとか、超常現象についてとか、スピリチュアルブームについてとか・・・。
専門の宇宙
とか物理についての話も面白かった。UFOがありえない理由、彗星
に生物がいない話、人間には時間旅行は無理ってところなんかは、「へぇー・・・」って感心しながら読んでいました。後半にかけて、社会の仕組みとか未来の経済とか環境とかの話になって、そこもやはり明解に判断してくれている。
特に興味深かったのは、“ハス”の研究の話。
まだ本格的に研究してはいないらしいんだけど、読んでいてこっちまでハスに興味を持ってしまった。先人でハスについてしっかり研究した人がいないって事も理由にあると思うけど、歴史や考古学や生物学に及ぶ、結構深い研究テーマだと思った。
だって、「ハス」と「睡蓮」の違いさえ知らなかったからね。
。
南伸坊がハスの話題で、提供できるネタをもっているのがすごいと思った。
ハスの花は、すごく芳しい匂いがするそうで、ハスの花が咲く夜明けに夫婦でハスの花の匂いを嗅ぎに池に行ったそうな・・・・。
読者の立場の南伸坊が、専門家との対談の経験が多いみたいでまったくの素人って感じじゃなくて、結構、さまざまな知識があるんだよね。
だから、もっと細かく突っ込んで聞いてほしいところとかあったけど・・・・。
何の分野でもそうだけど、その道を極めた人の話は面白いもんです。
改めて実感しました。
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