投稿日:2007-12-07 Fri
クリストファー・プリースト著「双生児」
![]() | 双生児 クリストファー・プリースト (2007/04) 早川書房 この商品の詳細を見る |
かなり評判になっている、一種のSF小説。
いやー、かなり噛みごたえのある小説でした。
タイトルとおり、双子の人生を描いているんだけど、時代を行きつ戻りつしながら、いろいろな手記や資料なんかも織り込み、物語を構成している。
複雑に折り重なった物語が、どういう風に進んでいくのか興味をひきつけられながら読み進みました。
双子の人生と、第二次大戦、そしてナチスの幹部のルドルフ・ヘス。
ひとつの時代を双子の双方から描いたり、ちょっと現実と違っていたり、読者を惑わせるように物語は進んでいく。
正直、この小説をちゃんと読解できたかいまひとつピンとこないのだが、ただ物語の興味は失われなかった。
文章がいいし、読みどころがたくさん用意されている。
ナチスにほとんど知識がなかったが、ルドルフ・ヘスなる人物がロンドンに休戦交渉のために行ったってことも知らなかったし・・・。
これをきっかけとして、ルドルフ・ヘスをちょっと興味をもって調べるとなかなか面白かった。
戦後のニュルンベルク裁判では、精神的に錯乱していたとされる。
戦時中の混乱と双子という不思議な存在。
それらが、本全体から不思議な雰囲気を醸し出して、ひきつけられてやまないのだ。
読み終えた後は、ぐっと自分の心にたまった想いをじっくりと整理したくなる。
なかなか印象に残る小説だった。
![]() | 双生児 クリストファー・プリースト (2007/04) 早川書房 この商品の詳細を見る |
ランキング参加中。クリックお願いします
↓↓↓↓↓↓↓


読まなくなった本・漫画。そのほか不用なCD・DVDはここに売りましょう
本・CD・ゲーム・DVD「お売りください」イーブックオフ
格安DVDならここ!
CD/DVD 買うならタワーレコード
△ PAGE UP




