投稿日:2007-11-10 Sat
映画 「椿山課長の七日間」突然死んだ中年男が、天国への途中で、あまりに突然の死がかわいそうだからって、七日間だけ、この世に戻ることを許される。
しかし、この世に戻った姿は元の姿とは似ても似つかない、若くて美人な女だった。
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天国からちょっとだけ戻る・・・とか、男の心で女の体のギャップとか・・・。
今更って感じの設定。そして、いかにも狙っている設定。
観客がイメージする映画をひとつも裏切らず、ジメッとした感動ものの映画でした。
客がそれを求めているからしょうがないのか。
最近の日本映画は人が死ぬ、お涙頂戴の映画が多いですな。
余命あと数ヶ月とか、病気になったとか・・・。
もう、人が死ぬ話は“ケータイ小説”だけに任せればいいじゃん。
個人的には、もうおなかいっぱいって感じです。
もともと邦画にあまり多くを期待していないし、めったなことがない限り劇場では観ないからあまり大きいことはいえませんが・・・・。
この映画で印象に残ったのは、伊藤美咲ががんばってはいたけど、ハマッてないって事。
とても内面が西田敏行だとは感じません。
いちいち挿入される西田敏行の心の声がすべてを説明してくれるから、親切といえば親切。
だれでもわかりやすく作っている。
それから、西田敏行。
ほとんど出てないじゃん。
これでがっぽりとギャラを持っていくのかね。よっぽど、全国釣り行脚とスーさんの相手で忙しかったのかね・・。
そしてそして、懐かしいのが、桂小金治。
久しぶりに見たね。
なんか人情ものにはもって来いって感じだったけど、役の上では、プライバシーがどうのとか
現代っぽいこといって親を探す子供に注意する。
そこは、手伝ってやれよって思ったけど・・・。
よかったのは、やっぱ子役がうまかったこと。
須賀健太と志田未来。
監督がテレビの人だけあって演出がかるーい感じなんだけど、この二人だけはあまり違和感を感じませんでした。
この二人にくらべると伊藤美咲は、どうしても彼女自身が演技で、男言葉をしゃべっているとしか見えないのがつらかった。
あまりにもお決まりの設定。生前はわからなかった家族や同僚の事実。
女の姿の自分に、隠さずに明かされるそれぞれの人々の胸のうち。
なんだかんだと言ってきましたが、不覚にも私、後半は泣きっぱなしでございました。
子供の純真な心には弱いのよ。
「育ててくれてありがとう」
映画の台詞で、こんな直接的な表現はあまりいいとはいえませが、涙が流れてしまいました。子供と動物にはかなわないね。
須賀健太ってやけに映画やドラマに出まくっているとおもっていたけど、なんか納得です。
やりすぎず、抑えた演技って感じで好感が持てました。
思わずブログまで確認してしまいましたよ。
できればもっと更新してほしいけど・・・。
それでもこの作品のもつあざとさにはちょっと納得がいかないんです。
さんざん泣いておいてなんですが・・・。
ちなみにこれは浅田次郎の原作小説の映画化です。
原作は読んでいませんが、おそらく映画とほとんど変わらないでしょう。
もし、この本を読もうとおもうなら、同じ天国から逆もどりの話で、森絵都の「カラフル」をオススメします。
ちょっと、時代的には前になりますがいいですよ。
胸にぐっと来ますよ。
この本を薦めた周りの人間6人中6人がよかったっていいましたから・・。
マジですよ、この話。
ほんとに、未読の人がいたら分量もそんなに長くないし、手にとってください。
全身全霊でオススメします。
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