投稿日:2007-10-25 Thu
「円朝芝居噺 夫婦幽霊」三遊亭円朝。
落語界では、伝説の名人なんでしょうね。
著者の並々ならぬ円朝に対する情熱が伝わってくる本でした。
![]() | 円朝芝居噺 夫婦幽霊 辻原 登、菊地 信義 他 (2007/03/21) 講談社 この商品の詳細を見る |
また本のつくりが凝りに凝っていて、円朝の幻の落語の原稿を発見したって所から始まって、それがまた普通の言葉じゃなくて速記でかかれていて、その速記を文字におこしたものを、ここにご披露するって趣向。
肝心のその落語「夫婦幽霊」
安政の大地震と江戸城本丸金蔵破りを絡めた、捕り物帳的な内容。
軽妙洒脱なしゃべり口の文章で、もうすらすら読めてしまいます。
すんなりと引き込まれて、すぐに先が読みたくなりましたね。
江戸情緒を味わいながら、人間の業とか欲望なんかが語られます。
出てくる人が実に飾らない市井の人間達で、ホント生き生きしている。
結構、悲惨な内容なんだけど、人間はこんなに残酷にもなるよって軽い感じで教えてくれて、なんとも味わい深かった。
最後に、後日談的なエピソードも書かれている。
虚と実が入り乱れて、独自の物語を作りましたね。
人間くさい、弱くて薄汚い人間の落語を聴いたって感じで満足です。
![]() | 円朝芝居噺 夫婦幽霊 辻原 登、菊地 信義 他 (2007/03/21) 講談社 この商品の詳細を見る |
ランキング参加中。クリックお願いします
↓↓↓↓↓↓↓

読まなくなった本・漫画。そのほか不用なCD・DVDはここに売りましょう
本・CD・ゲーム・DVD「お売りください」イーブックオフ
格安DVDならここ!
CD/DVD 買うならタワーレコード
△ PAGE UP




