投稿日:2007-04-14 Sat
ひさしぶりの映画です。久しぶりに映画館に行ったきました。
上映時間が待たないものってことでこの映画です。
まぁ、何となくネットで内容は調べていきましたが・・・。
「オール・ザ・キングズ・メン」
の感想を・・・。

主演は役人から州知事へとのし上がる役をやっているショーン・ペン
そして、その州知事を取材する新聞記者にジュード・ロー。
そのほか、ケイト・ウィンスレットがヒロインで出演している。
この作品は、実話をもとにした小説の映画化だそうで、さらにリメイクでもあるそうですよ。
まったく知りませんでした。
時代は、戦後。場所はルイジアナ州。
政治家の汚職や癒着に批判的だった一役人のウィリー。
彼の告発した小学校校舎の杜撰な工事が、やがて事故で小学生が3人死ぬという形で証明され、ウィリーは世間の注目を集める。
そして、州の役人にすすめられるままに州知事へと立候補するのだが、政治に絡む様々な思惑があり、ウィリーは票を割らせるために立候補させられたのだ。
新聞記者のジャックにそれを知らされたウィリーは、予定されていた選挙演説原稿を破り捨て、自らの言葉で民衆に話し始め、多くの人の心をとらえることになり、州知事に当選するのだが・・・。
貧しい人達を救うために立ち上がった、志はやがて汚れた野望へとかわっていくのだ。

この映画が今の日本で公開される意義は大きいように思った。
貧困層と富裕層の対立。
知事と新聞記者もその代表として描かれるのだが、そのたちばが微妙に変わっていって、逆の立場のようになる。
汚職にまみれる貧困な家庭生まれの知事。
知事へと肩入れし、身内を犠牲にする富裕層出身の新聞記者。
ショーン・ペンもジュード・ロウも良いですね。
地味だけど、安心してみていられました。
やがて、知事となり様々な権力を手中にしていく様。
その尊大で傲慢な様子はショーン・ペンにぴったり。
うまかったです。
ただ、この悲劇、人間の葛藤を盛り上げるためにちょっとやりすぎなほどに音楽が鳴り続けます。

この時代は映像的に、見栄えがするのかも知れないが、もう既にどこかで見たような感じであまり真新しい感じはしなかった。
埋葬のシーンは雨、射殺されたシーンの血、銃撃シーンのスローモーション。
いいんだよ。いいんだけど、新しくないんだよ。
まぁ、贅沢を言わなければ十分楽しめますね。
人間の弱さと政治に渦巻く思惑を思い知らされる一作です。
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