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タウム1

Author:タウム1
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「自分の感性くらい 自分で守れ ばかものよ」 茨木のり子

この言葉を肝に銘じて、本や映画を鑑賞しています。
やっぱり読書はいいですね。
いつも何かしらの本を読んでいます。
ミステリーから純文学まで・・。
特にノンフィクションはやめられないですね。
知らなかったことがわかる快感、魂の解放って感じで・・・。

オススメ本・・・「おそめ」 伝説のホステスの生涯。何ともいえない思いになりますよ。 「わたしを離さないで」 この気高く、奥深い感じ。小説の魅力に満ち溢れてます。 オススメ映画・・「イン・ザ・ベッドルーム」 二人の女優の演技にホレボレします。  「ザ・コンテンダー」 信念を貫くとはこういうこと。強いメッセージを感じますよ。

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老人の人生初めての胸が焦がれるような恋 ガルシア・マルケス著「わが悲しき娼婦たちの思い出」
ガルシア・マルケス

「百年の孤独」が代表作の作家で、その内容はとにかく難解で常人には理解できず、挫折するひとが多いと聞く。

この著者の本は今回が初めて。
ガルシア・マルケスが苦手の人でも大丈夫という書評に惹かれて読んでみました。

ガルシア・マルケス

「わが悲しき娼婦たちの思い出」

の感想でございます。

わが悲しき娼婦たちの思い出 わが悲しき娼婦たちの思い出
ガブリエル・ガルシア=マルケス (2006/09/28)
新潮社
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あとがきでも書いているけど、出だしの一行が何ともつかむね。それがこの小説の内容を示していて、なおかつ、どうなるのか先を読みたくなってしまう。

「満九十歳の誕生日に、うら若い処女を狂ったように愛して、自分の誕生祝いにしようと考えた」

そうです。このままです。
しかし、渡辺淳一ばりの官能描写はなく、添い寝してその少女の姿や存在そのものを堪能するって感じ。(あったとしてもあんなに安っぽくないか・・・)
枯れた親父のエロティシズムだな。

この小説を書いたとき、マルケスは70代後半だっていうから、男っていくつになってもかわらないんだね。

ただスケベなだけな小説だけじゃなくて、年老いた男が自らの人生を振り返り、そして、少女へと思いを寄せていく様子はやはりいいなと思った。
長く生きていれば、それなりにいろいろあるんだな。

この歳にして初めて感じるときめき
心からの愛情。

ラストにかけて、ちょっとハラハラさせるところもあるし、ほんとに普通に楽しみました。

ガルシア・マルケスに挫折した人もこれなら大丈夫だとおもいますよ。はい。
それほど長くないし・・・・。

老人の恋愛に切なくなる一冊です。

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テーマ:ブックレビュー - ジャンル:小説・文学

翻訳本 | 22:16:00 | Trackback(3) | Comments(3)