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タウム1

Author:タウム1
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「自分の感性くらい 自分で守れ ばかものよ」 茨木のり子

この言葉を肝に銘じて、本や映画を鑑賞しています。
やっぱり読書はいいですね。
いつも何かしらの本を読んでいます。
ミステリーから純文学まで・・。
特にノンフィクションはやめられないですね。
知らなかったことがわかる快感、魂の解放って感じで・・・。

オススメ本・・・「おそめ」 伝説のホステスの生涯。何ともいえない思いになりますよ。 「わたしを離さないで」 この気高く、奥深い感じ。小説の魅力に満ち溢れてます。 オススメ映画・・「イン・ザ・ベッドルーム」 二人の女優の演技にホレボレします。  「ザ・コンテンダー」 信念を貫くとはこういうこと。強いメッセージを感じますよ。

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父の若い日々をめぐる旅 映画「地下鉄に乗って」
最近は、洋画ばっかりを見ている。
やはり、邦画であまり面白いと感じる作品が少ないから・・。
身近だから、作っている人の息遣いが聞こえるようで、純粋に楽しめないって事もある。

でも、たまには邦画をってことで観てきました。
浅田次郎原作の小説の映画化作品。
篠原哲雄監督作

映画

地下鉄に乗って

の感想です。
325325view002.jpg


新宿ジョイシネマで観ましたが・・・。
いやー、実に快適な映画館でした。
シネコンの椅子もなかなか快適だけど、この映画館の椅子には叶わないな。
シートのクッションがしっかりしていて、映画が終わるまで心地よく体を支えてくれる。それから、背もたれのサイズがいい。高すぎず、低すぎす。日本人のためのシートって感じ。
最後まで、尻の違和感を感じなかったのははじめてかも知れない。
大好きだよ、新宿ジョイシネマ!

さて・・・。
内容ですが・・・。

まぁ、予告編で観て想像できるような内容でした。
予想を裏切らなかったけど、それ以上のおもしろさはなった。
決して、「金かえせ!」と叫ぶくらいにつまらなかったわけではないが、すっきりと感動させてくれるような整然としたストーリーじゃないのが残念だった。

成金で偏屈な親父に反発し、決別した男が地下鉄でなぜかその親父の若かりし日にタイムスリップするという話。

まぁ、いまはやりの昭和を懐かしむブームを当て込んだ感じがみえみえなのだが・・・。
それでも、当時の街並はやはりいい雰囲気をかもし出していた。

なぜ、タイムスリップ。なぜ、地下鉄?という中途半端な気持ちを抱きつつ、途中ジーンとしたりするのだが・・・。
ラストの岡本綾の行動には、「????」となってしまいました。
不倫の相手を思いやるつくす女ということか。
私生活を地でいくような不倫をしている幸薄そうな女は、ピッタリだった。

戦後すぐの日本の惨状は、信じられない。
実際、この映画にでてくるような生活環境だったのだろう。
それを考えると今の日本に心から感謝したくなる。
誰もが生きるのに精一杯だった時代。
でも、そのほうが実は幸せなのかも知れないのかなぁ。
いまの、行き詰った社会を考えると・・。
でも、飢え死にすることはまずないけど・・・。

豊かさの後ろにはこんな時代があっただなぁと実感できる一作です。

地下鉄(メトロ)に乗って―特別版 地下鉄(メトロ)に乗って―特別版
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テーマ:映画感想 - ジャンル:映画

映画 | 14:28:51 | Trackback(7) | Comments(4)
話題の短編集 劇団ひとり著「陰日向に咲く」
同業者のお笑い芸人の爆笑問題の太田や、品川庄司の品川だけでなく、作家や評論家なんかにも評判が良いこの本。

天邪鬼の身としては、熱気が冷めたあたりでこっそり読んで、つまらなかったら散々文句言ってやろうと思っていたのですが、世間の人気に負けてついに読んでしまいました。

劇団ひとり

陰日向に咲く

の感想です。

陰日向に咲く 陰日向に咲く
劇団ひとり (2006/01)
幻冬舎
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爆笑問題の太田って結構読書家で、メディアでたまに読んだオススメの本を紹介したりするけど、なかなか面白い本を紹介するんだよね。
その、太田が褒めてるってことでこりゃ本物だなと勝ってに判断して読みました。

感想は・・・・。

面白かったです。
普通に面白かったです。

出版元の幻冬社は、この本、よくある芸人のネタ本を狙って劇団ひとりに原稿を依頼したらしい。
出来上がった原稿を読んだ編集者は、劇団ひとりに「これは、文学のにおいがする」と言い、小説としての出版になったそうです。

実際、小説として普通に面白かったです。
のめりこむようなストーリーを前面にだした本ではなかったが、小説の魅力に満ちていた。
つまりは、登場人物の内面がよく表現されていた。
この辺は、普段から人間を観察してネタにしてきたであろうこの著者のセンスのよさが出ていると思う。

自由を求めてホームレスになるサラリーマン。
落ち目のアイドルに夢中のオタク。
男に騙されるフリーターの女。
ギャンブルで借金をつくり、オレオレ詐欺をたくらむ男。
芸人を夢見る男とその男を支える女。

それぞれの人物のよく描けている。
たしかに評判になるだけあるわ。
比喩もうまいし。
運びもうまいし。

しかもベストセラーに不可欠の手軽なボリュームときてる。

これが、劇団ひとりがつくりだした世界だと考えながら読んでいても面白かった。
作者の存在がこれだけはっきりしている小説も珍しいのではないか。
だって、表紙にも裏表紙にも著者が写ってんだもん。

楽しみ方はもちろん自由、読者次第。

著者の才能に驚きの一冊です。
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テーマ:ブックレビュー - ジャンル:小説・文学

小説 | 23:40:23 | Trackback(1) | Comments(2)
大学対抗ホルモー対戦 in 京都  万城目学著「鴨川ホルモー」
各方面で評判のこの本。

王様のプランチで、「哲っちゃん」もすすめていました。

そんなに言うなら読まなきゃダメでしょ。
ということで

万城目学著

鴨川ホルモー

の感想でホルモー!!


鴨川ホルモー 鴨川ホルモー
万城目 学 (2006/04)
産業編集センター
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ホルモーとは何ぞや・・・。

それはやっぱり読んでからのお楽しみ。
ここでは、ある対戦、ゲーム、のようなものとだけ言っておきます。

京都大学に入学した安倍。
「京大青竜会」なるサークルに勧誘される。

胡散臭いと感じながらも、そのサークルに参加する安倍。
そのサークルが実はひそかにホルモーを継承しているサークルだったのであった・・・・。

うーんん・・・。
ページを繰る手が止まらないという本ではなかったな。
評判がいいから期待しすぎました。
でも、悪くはないよ。
好きな人は楽しめるはず・・・。

ホルモーを描いてはいるけど、青春小説であり、恋愛小説でもある。
京大の主人公らしく、言い回しがまたいろいろな引用に満ちている。
わからないところもあったけど・・。

京都が舞台というのがやっぱりミソ。
著者はいろいろ調べたんだろうな・・。

京都の神社仏閣や名所が随所に出てくる。
また、京都の町の季節の移り変わりや、祭りの様子も描かれていて、風情に浸れるね・・・。

大学時代ってそれなりに大変だった気がするけど、いま思うとほんとにいい時間なんだよな。
特に何かに熱中するには・・。

ちょっと、昔を思い出して切なくなりましたよ。

好きなひとにはいいと思うが、ホルモーの場面よりも恋や友情といったドラマのほうが楽しみで読み通しました。

なんか宮崎アニメの真黒クロスケとか木霊を思い出したよ。

京都の風景が浮かんでくる一冊です。

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テーマ:読書 - ジャンル:小説・文学

小説 | 00:12:25 | Trackback(8) | Comments(10)
論理よりも情緒 経済よりも伝統 藤原正彦著「国家の品格」
ブームはとっくに去った感じのするこの本。

話題が先行していて、著者のインタビューをテレビで何度か観て、書かれている内容は大体知っていたけど、まぁとりあえず読んでみました。

ということで、藤原正彦

国家の品格

の感想です。

国家の品格 国家の品格
藤原 正彦 (2005/11)
新潮社
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この本は講演をもとにしているから、語り調ですごく読みやすい。
また、内容も決して薄いわけではないのだが、難しいことを易しく言っているのでわかりやすい。

数学者の著者が、論理よりも情緒のほうが大事だという、この矛盾。
だからこそ、逆に、その主張に説得力がある。

自身を失った日本人の魂を慰撫する昨今のブームにのった安易な本だ。
という批判が聞こえてきそうだが、読んでみると著者の話の一つ一つにいちいち納得。そして、日本人としての自信が湧いてくる。

ただこの本がもてはやされるというのは、この全面的正論な本が現代日本からは珍しい考え、一般にはだれもできそうもない提言だからだと考えてしまう。
西洋合理主義や市場原理主義に大きく踏み出した日本は、もう後ろには戻れないから、せめても、日本的な考えでもよんで記憶に留めておこうということなのだとしたらすごく寂しいし、早晩、日本は破滅する。
(厳しい人は、現代日本は破滅の最終段階に達していると言っていたりするけど・・・)

著者の細かな現代日本への提言は、本当に素晴らしいと思う。

小学校の安易な英語の授業
アメリカにかぶれた政治経済
自国文化を守ろうとしない社会

それは、よく考えると普通のことなんだよなぁ。
その普通のことさえも通用しない異常な現代日本。
人間が考えて理屈に合っているからと行って、すべて正しいわけではない。人間が自然よりも優れているというこの西洋かぶれの傲慢な考え。
人間が思いつく事なんてたかが知れている。
それよりも長らく続いてきたものを守るほうが大事だ。
なぜかと問い直して、理由を見つからなければ不必要だとするのは浅はかな人間なのだ。
考えてみれば、ますますアメリカのような殺伐とした社会になった気がする。
郵政民営化、規制緩和、小さい政府・・
小泉、竹中がやったことは単純にアメリカにかぶれた政策で、アメリカの要求どおりにしただけのこと。郷土や伝統なんと露ほども考えてないね。
それを支持したのは、ほかならぬ現代の多くの日本人なんだけど・・。


論理よりも情緒。

情緒を重要視すれば、世界に誇れる独自の文明を持つ日本に戻れるのではないか。

まさにおっしゃるとおり。

この人のいう事が少しでも現実になればいいのに。

売れているわりには、しっかりした内容があるし、面白いエピソードや著者独特の視点がほんとに新鮮。


自身を失った日本人に喝を入れ、無責任な西洋化を糾弾する一冊です。

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テーマ:オススメの本の紹介 - ジャンル:本・雑誌

新書 | 21:04:17 | Trackback(1) | Comments(0)
幻の本をめぐるファンタジー マシュー・スケルトン著「エンデュミオン・スプリング」
数多く出版されている翻訳ものの児童書。
この本もその部類のもの。
ファンタジーにはもう、食傷ぎみだったんですけど、書評で気になり読んでみました。

マシュー・スケルトン著

エンデュミオン・スプリング

エンデュミオン・スプリング エンデュミオン・スプリング
マシュー・スケルトン (2006/06/29)
新潮社
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母が研究者のブレークは、オックスフォードの大学の図書館で、本の背表紙をたたいていると自分の手に噛み付いてきた本と出合う。
見るからに古そうなその本を開くと中には、まったく文字が書かれておらず白紙だった。
その後、その本が幻の本だと気づいたブレークは妹のダックの頭脳をかりつつ、その本と『最後の書』なるものを探し始める・・・・。

物語は現代のイギリスと、15世紀、初めて印刷術を開発したといわれるグーテンベルグの工房とそこで働いていたエンデュミオンの姿が交互に描かれる。

15世紀の記述は、史実をもとに創作し、グーテンベルグのほか、グーテンベルグに資金を提供していたヨハン・フストも実在の人物だという。
この印刷についてほとんど興味がなかったが、読んでいて興味が湧いた。勉強にもなったし・・・。
(この辺の印刷技術の誕生とそれにまつわる人間関係は、それだけで意外と面白そうだ。実際の、印刷技術はもう既にあったとか・・。別の機会に読んでみよう・・)

本がすべて、手で書き写されていた時代。
印刷は、正に画期的な技術であったに違いない。
そして、その文字は、活字が氾濫している現代とは比較にならないほど神聖なものだったに違いない。
改めて、本の貴重さを実感。
もっと読書を楽しもうって思ったね。

話的には、やっぱり・・・。
ハリーポッターの二番煎じって感じでした。

闇の世界とか向こう側とか・・・。
なんか物語の世界感がそっくりでした。
でも、この本には魔法も魔法使いも出てこないが・・。

イギリスの歴史と伝統を存分に利用して、物語に重厚感はあるが、これはというものはなかったな。
本を大事にしようっていう文化がイギリスを包んでいるのが良くわかるね。そのための図書館だからね・・・。
後世のために本や文字をきちんと保管して、残して、伝える。
日本にもこの10分の1でも本に対する愛情があればな・・・。

それから、母と父の関係がいかにも現代を象徴している設定だった。

ファンタジーだから、中高生にはオススメですね。

本と文字の魔力に浸れる一冊です。

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テーマ:ブックレビュー - ジャンル:小説・文学

翻訳本 | 12:59:02 | Trackback(0) | Comments(0)
硫黄島二部作 日本編 「硫黄島からの手紙」
クリント・イーストウッド監督作。硫黄島二部作の日本編がいよいよ公開されました。

公開初日、しかも一回目の上映に行ってきました。

映画

硫黄島からの手紙」

の感想です。




川崎のチネチッタにて鑑賞。
シネコンの先駆け的な映画館でシートが快適。
やわらかくて、劇場が階段上になっているから前の人も気にならない。

さすがに注目作だけあって、超満員。
やはり、若い人は少なく、年齢層は高めでした。

硫黄島での日米決戦までを描くのだが、一兵卒や士官、上官それぞれの葛藤を描いている。

硫黄島がアメリカに堕ちれば、本土空爆の発着場になるため、日本にとっては何が何でもアメリカを食い止めねばならなかった。
その決戦の指揮を任されたのが、栗林忠道中将。渡辺謙が演じている。





硫黄島の任務に着くということは、生きて帰れない覚悟であったはず。
アメリカへの留学経験もあった知性派の将校は、根性や無意味な日本軍の伝統を重視する士官たちに反発されながらも、合理的な考えで決戦への準備を整えていく。

その戦術が、洞窟を島全体に掘っての徹底抗戦だった。
この戦術で日本軍は兵器の物量をはるかに上回る米軍に一月にわたり戦い続けたのだ。

この硫黄島には、もうひとり有名人がいた。
それは、映画のなかでは伊原剛志が演じたバロン西こと西竹一中佐だ。





彼は、馬術の名手でロサンゼルスオリンピックの馬術競技で優勝して、世界にもその名を知られた人物だった。
ただ、自由奔放な性格が軍から嫌われ、硫黄島へと送られたといわれている。
映画の中でも、馬とともに駆け巡る姿が描かれている。

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壮絶な硫黄島での決戦。

銃弾と砲火の飛び交う混乱。
たとえ、絶望しか見えていなくても栗林中将率いる日本軍は、最後まで勇敢に戦った。
その姿と追い詰められていく様子に、心が張り裂けるようになり、心の底から感動を覚えた。

泥と砂と血と汗にまみれ、最後の最後までよく戦った。
個人的に胸に浮かぶ、国家への不満、戦争に感じる矛盾や葛藤を抱えて戦った日本軍の一人一人に心を打たれずにはいられなかった。

悲惨な惨状を映画は押さえた演出で、観客に訴えかける。
燻し銀のイーストウッドの技だね。

自分達の理由がしっかりあったとおもうのだが、この硫黄島の
日本人の魂の物語を、アメリカ人が作ったことに驚くし、なぜ日本が作れないのかと悔しくてしょうがない。
アメリカの懐の深さにあらためて感動した。
(いまだにあの戦争は、一方的に日本だけが悪かったといっている日本人が山の様にいるし・・。当時の日本人、政治家や軍人は、現代のぬるま湯に浸かった日本人よりよっぽど国や世界や平和のことを考えていたのに、「批判できる立場か」と単純に思ってしまうんだなぁ・・・)

一兵卒、下士官、上官、それぞれの抱える想いを、戦争は容赦なく打ち砕いていく。
無念だったろう。やりたい事だったあったろう。

その想いを感じるだけに、いま、その犠牲の上に成り立っている日本や日本人は、英霊に感謝し、慰霊するべきだよな。
(靖国神社に行くとか行かないを議論していること自体がはずかしいよ)

出演している俳優は、誰もが満足できる演技だったと思う。
特に中村獅童の憎たらしさは光っていたな・・。
バロン西のはつらつとしている感じも良かった。

戦争の悲しみと守るべきもののために命を懸ける人々の姿に感動せずにはいられない一作です。

散るぞ悲しき 硫黄島総指揮官・栗林忠道 散るぞ悲しき 硫黄島総指揮官・栗林忠道
梯 久美子 (2005/07/28)
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栗林忠道 硫黄島からの手紙 栗林忠道 硫黄島からの手紙
栗林 忠道、半藤 一利 他 (2006/08)
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栗林忠道硫黄島の戦い―アメリカが最も恐れ、そして最も尊敬した男 栗林忠道硫黄島の戦い―アメリカが最も恐れ、そして最も尊敬した男
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テーマ:硫黄島二部作 - ジャンル:映画

映画 | 13:14:52 | Trackback(4) | Comments(5)
プロレスに魅せられた人々 吉田豪著「セメント スーパースター列伝パート1」
吉田豪

この人を皆さん知っていますか。
おそらくご存知ないと思われます。
ご存知の方はかなりのプロレス通じゃないですか。

彼こそは日本を代表するプロのインタビュアー。
取材する人物のあらゆる情報をインプットしてからのインタビューはその人物さえも驚くほど・・。
「そんなことまで知っているの・・・」

忘れられたタレント
消えていったアイドル

そんな人たちのタレント本を漁り、誰も知らなかったタレントの真の姿を浮かび上がらせる。

その著者が得意分野のプロレス関係者にインタビューしたものをまとめたのが、今日紹介する本です。

とにかく、すっごいよー。
というわけで、今日は、吉田豪

吉田豪
 
 セメント スーパースター列伝
パート1」

です。
吉田豪のセメント!!スーパースター列伝 パート1 吉田豪のセメント!!スーパースター列伝 パート1
吉田 豪 (2006/04/01)
エンターブレイン
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いやー、すごかった。
でてくる人たちの話の面白いこと。また、プロレスに魅せられたがために歩んだ破天荒な人生がすごいよ。

出てくる人たちの半分以上は知らない人なんだけど・・・。
それでも、結構楽しめました。正直、プロレスは好きじゃないんだけど・・・・。
やっぱり、真剣勝負じゃないってところが人気低迷の原因だと思うんだけよね。
最近は、K-1やプライドの格闘技が盛り上がってるし・・・。

しかしながら、この本を読むとちょっとはプロレスの見方、楽しみ方をわかった気がする。つまりは、レスラーの人格や人生を含めて、戦いだけでなく裏のドラマも楽しむということ・・・・。
うーん、なかなか奥が深い。

プロレスを称して、「肉体を使った演劇」と言った人もいるが、決して馬鹿にして言っているわけではない。
むしろ、鍛えあげた肉体でなければできない演劇というものが存在するとたたえているのだ。
実際、リングの上に立ったとしても、誰もがあの戦いをできるはずがないのはみんな認めるんじゃない。

とある書評では、興行という昔ながらの産業形態が、魅力的であくの強い人間を惹きつけるのでは・・とあったが、不思議と納得。

体を壊しても、会社をつぶしても、仲間や先輩と決別しても、それでもプロレスを愛してやまない人達に心よりの敬意を表したい。

プロレスがまだ多くの人を熱狂させていた頃の話は、懐かしくもあるが、いまはもう失われた世界という気がして寂しくもあった。

また、自分が生まれる前のプロレスの話は、ぜひ、リアルタイムでその試合を観たかったと思った。

ちょっと、プロレスについて見直しました。

著者のプロレスに対する愛情と知識に脱帽。

プロレスの魅力にあふれている一冊です。

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テーマ:読了本 - ジャンル:本・雑誌

対談 | 21:28:42 | Trackback(0) | Comments(0)
3人の硫黄島の英雄の苦悩 映画「父親たちの星条旗」
年を重ねるごとに映画製作への情熱が加速している様に見える、
クリント・イーストウッド

監督としても、その能力はだれもが認めるところ。
そのイーストウッドの新作が公開されましたので公開初日に観て参りました。
今日は、映画

父親たちの星条旗

の感想です。


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この作品、イーストウッドは監督に徹していて出演はしていません。

前回の「ミリオンダラー・ベイビー」で絶賛されたのはまだ、記憶にあたらしい。
(ちなみに俺は、この作品はちょっと感動できなかった。
ボクシングの対戦相手の黒人や見舞いにやってくる家族があまりにも単純に悪者として描かれていて、都合よすぎるよと思ってしまったので・・・)

そのイーストウッドが次に取り組んだのがこの、硫黄島の戦いを描いた作品であります。

予備知識なしでみたから、てっきり日本の極悪非道さを糾弾し、自国の正当性を高らかにうたいあげる作品かと思いきや・・・そうではなくどちらかというと自国を批判している映画だった。
(浅はかな自分をちょっと反省・・・)

迫力の戦闘シーンももちろんあります。
戦闘の前半は、わが日本軍が優勢にゲリラ戦を戦います。
島に壕をはりめぐらし、地中から上陸する米軍を次々とやっつけます。
まぁ、次々とアメリカの戦車がやられるシーンは観ていて拍手喝采だったな。頑張れ日本と思わず血が湧いた。
でも、武器の物量で叶うはずもなくやがて劣勢に立ちはじめるのだが。
その辺の戦闘の経過はあっさり描いていて、もっと別のドラマを描いている。

硫黄島の頂上に星条旗を立てる米兵達。
偶然撮影されたその写真の若者3人を、政府や軍は、戦費をまかなうために発行する国債の購入をすすめる広告塔にする。

3人は、全国各地を勇敢な兵士、ヒーローとして熱狂的に迎えられる。
しかし、観衆の前にでるたびに戦場で負った傷はさらに深く、疼く。
死んでいった戦友への申し訳ない気持ち。
国民の持つヒーローのイメージと、自分達の等身大の姿のズレ。

表舞台とはうらはらに、舞台裏では徐徐に彼らの心はすさんでいく。

激しい葛藤に悩む若者の姿は本当に観ていて切ない。

戦争の愚かさ、人間の弱さを思い知らされる。
人生で一段と飛躍する時期に戦争に関わってしまった若者がその後の人生をどう生きていくのか・・・。
ヒーローのその後は・・・。

いあー、単純な戦争映画ではないなぁ。
ほんと、切なくなった。

客層は珍しく、若い女の人は少なくて、オヤジが多かった。
戦時下で少年時代をすごしたであろう年代の人もいて、何人も目頭を押さえていたよ。

エンドクレジットの後、日本編の「硫黄島からの手紙」の予告があるので最後まで席をたたないで観てください。
これも、必見だと思いました。
日本人、ほんと勇敢によく戦ったよ。
そんな、魂の慰霊の意味でも絶対見ようと思った。

戦争の惨さと愚かさがわかる一作です。

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映画 | 12:35:39 | Trackback(4) | Comments(7)
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