投稿日:2006-10-29 Sun
ジェイムズ・エルロイ原作の小説の映画化作品。先に映画化された「LAコンフィデンシャル〈上)」などとLA4部作といわれるシリーズの第一作です。
ということで今日は、
映画「ブラック・ダリア」
の感想です。


ジェイムズ・エルロイは、ベストセラー作家なのだが、ずいぶんと読みにくい印象がある。
本は、「LAコンフィデンシャル」とあともう一つよ読んだ覚えがある。
ぐいぐいとのめりこむような作品ではなく、独特の雰囲気をかもし出していた。
この映画、予告を劇場で観て、観てみたいと思ったが想像したような映画ではなかった。
ストーリーは入り組んでいて、登場人物も多くて、なんかわかりにくかった。エルロイの原作を映画化するんだから相当苦労はあると思うけど、もっとシンプルにしてほしかった。
二つに切断された女の裸の死体が発見され、その事件を捜査していく新人刑事。
捜査していくうちに、裏社会とLAの暗黒部分に踏み込んでいく。
ちなみにこのブラック・ダリア事件は実在の未解決事件で、いまでも真相は謎のままである。
この作品、まぁ、昔のハードボイルドテイストで映像は楽しめる。
しかし、様々なエピソードが入り組んでいて、なんか乗れなかった。
多分原作だともっと、深くえぐるような暗黒の醜さを目の当たりにするのだろうが、そんな感じはしなかったな・・・。
監督はブライアン・デ・パルマ。
ブライアン・デ・パルマといえば、やっぱり、大好きなのは「アンタッチャブル」
かっこよかったなぁ、ケビン・コスナー。あのスーツ姿にしびれたね。
それから、「戦艦ポチョムキン」から着想を得た駅の階段の銃撃シーン。もう、サイコーに興奮したね。
この映画、時代的には「アンタッチャブル」とかぶっているんじゃないかな。雰囲気がそんな感じ。
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「アンタッチャブル」の駅のシーンに相当する、デ・パルマっぽい場面がこの映画にもありますよ。こっちのほうが、興奮度は落ちるけど・・。
階段の踊り場から、同僚の刑事と刑事を殺そうと襲ってきた男が転落するシーン。
さすがという感じで、手に汗にぎりました。
ちなみに、劇場で続けて2回観てもやはり興奮した。
主演のジョシュ・ハートネット。
あまり、この役にはまってなかったような気がする。
ヒラリー・スワンクはやはりよかった。
それから、スカーレット・ヨハンソンはすごくきれいに映ってた。
魅力たっぷりの美女・・・。
作品としては暗黒の醜さを描ききれなかった印象。
もうちょっとどぎつい感じがあってもよかったのに・・・。
当時のアメリカの暗黒の部分に触れられる一作です。
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