投稿日:2006-09-09 Sat
スピルバーグ × トム・クルーズ夢のタッグが、「マイノリティ・リポート」に続いて、再度実現した作品。
それが「宇宙戦争」です。
映画館で公開と同時に一度観ましたが、よかったのでもう一度、DVDで観たので、その感想です。
映画「宇宙戦争」
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嵐のような不思議な天気があたりを包み、稲妻が何度も何度も地面を襲う。
しばらくして、地中から蛸の怪物のようなマシンが現れ、レーザーを発射して人々を焼き尽くす。
トム・クルーズはバツイチの港湾労働者。
たまたま子供を預かっているときに、宇宙人が出現する。
それから、母親のいるボストンまで親子の逃避行がはじまる。
それにしても、地面にひびが入り宇宙人が出現するシーンやマシンがビルや住宅を破壊していくシーン。
親子が一夜を過ごして、朝、起きると、町中瓦礫と化していたシーンなどなど、もう映像は迫力満点。見所満載。
しかも、スピルバーグだから見せ方がうまいんだよね。
安心しているところに、ガァーと宇宙人が出る。
鳥が飛んでいくのを何気なく娘が眺めて、山の頂上を見ると木々がざわざわとゆれ、マシンが姿を現したり・・・。
宇宙人のレーザーにやられる人の姿をそのまま見せずに、撮影していたビデオカメラの液晶画面を写して、表現したり・・・。
逃げる親子のキャラクターが、いかにもアメリカの現代の家庭という感じ。父親らしくない男とさめている息子。
宇宙人が出たことで親としての責任を嫌でも全うしなければならなくなる。
途中、息子と決別するときがある。
この先、いつまでも生きていられるわけではない。
それなら、息子のやりたいようにさせてやろうと、自由にしてやる。
それが、何とも切ないんだよね。
ただただ、子供を無事に母親の元に届けたい。
その父親の気持ちが伝わってきました。
それから、この映画は、乗り物が裏のテーマっぽくなっている。
宇宙人の攻撃の被害は次々と拡大していき、大きな乗り物が破壊されていく。
最初は、自動者が登場し、一夜明けると飛行機が攻撃されて墜落している。逃げている途中に、踏み切りで待っていると火達磨になった電車が通り過ぎ、待っている人たちは唖然とする。
そして、フェリー。
やっとのことで乗り込んだ船。安全だとおもっていたらなんと水の中からも、マシンが登場。
簡単にフェリーは、ゴロンと横だおし。
思わず悲鳴をあげそうになったこのシーンは、「風の谷のナウシカ」の
水の中からオウムが登場してくるシーンを連想させました。
次々と街が破壊され、人々が捕らえられて血をチュウチュウ吸われてしまう。
アメリカ人って(まぁ、どこの国の人もそうだと思うけど・・・)、自分達が攻撃されることに相当恐怖感を持っているんだろうね。
やっぱ、近代戦争において、先進国中で唯一本土を攻撃されておらず、空爆などで街が焦土と化したことがないから、いつ自分達が他の国のようになるのかビクビクしているんだね。
この映画は被害を受けたアメリカの一種のシミュレーションか、あるいは、恐怖のガス抜きか・・・。
迫力の映像に、ただただ圧倒される一作です。
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