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投稿日:2006-05-02 Tue
警察の不祥事が起こるたびに、三人並んで深々とお辞儀する警察関係者の姿をどなたも見たことがあるのではないだろうか。今日の本、今野敏著「隠蔽捜査」の主人公、警察庁長官官房総務課長の竜崎は、まさに、そのマスコミ対策を担当している。
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読む人のために内容は詳しくは語らないが自らの仕事と、息子のトラブルがほとんど同時に起こり、その両方の問題解決のために奮闘する男の数日間が緊迫感たっぷりに描かれる。
警察官僚として、問題が起こったときの対処の仕方、一人の父親としての責任。時間が過ぎて行く中で、人生を左右するほどの大きな決断を竜崎は迫られます。
岐路に立たされたとき、何を重要だと考え、どんな結論を出すのか、考えさせられます。そして、幼馴染の警察官僚とのシーンは、深く深く心に沁みます。
出世、保身、立場、組織、家庭、正義、倫理、息子の将来、世間体。
ああ、しっかりした男は背負うものが多すぎるんだな。でも、それが、男の価値でもある。いいよ、この本、いいんだよ。
毎晩遅く帰ってきたって、日曜は寝てばかりいたって、きっと息子や娘は頑張っている父親の姿をちゃんと見ているよ。わかっているんだよ。
真面目に働くすべてのお父さんの応援歌だよ。
チョイ悪オヤジのチャラケタ雑誌なんか読む前に、お父さん、この本読んで日本人らしさを取り戻そうよ。
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