投稿日:2006-06-20 Tue
本読みの中でも、SFがダメという人が結構いる。その設定、難しい用語。どうも、のめり込めないというのがその理由。そう言う、私も、苦手でした。
しかーし、
オルタード・カーボン / リチャード モーガンを読んでSFのすごさに驚き、それ以来読むようにしています。
今日の本は、SFの古典的名作
「ソラリス」でごさいます。
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SFの良さは普段考えないようなことを考えられること。
飯が食いたい、眠りたい、アー・・やりたい。一日のほとんどはそんなことを考えているうちに過ぎていく。
人間はどこから来て、どこに行くのか。
宇宙からみた地球。過去と未来。
今まで使っていなかった脳細胞が動き出すのよ、これが・・。
「ソラリス」も、いろんなことを考えるよ。すっごいよー。
(*注意 内容に触れています)
「ソラリス」とは、惑星の名前。
この惑星を調査しに、心理学者のケルヴィンがやってくるが、どうも
様子がおかしい。
以前から来ていたはずの研究者が、到着を連絡していたにもかかわらず、ケルヴィンを出迎えに来ない。
ステーション内はものが散らばり、何かが起こったことを予感させる。
三人の研究者のうち、スナウトという研究者とケルヴィンは会う。
そこで、スナウトは、他の二人以外の誰かを見かけても・・・何もするなと不可解なことを話す。
もう一人の研究者、ギバリャンをさがしてステーシャン内を移動するケルヴィン。すると、目の前を黒人の女が通り過ぎる。
一体、何が起こったんだ。どうなっているんだと混乱するケルヴィン。
その夜、眠りにつくとケルヴィンの前に以前の恋人、ハリーが現れる。
ああ、夢を見ているんだと考えるケルヴィンだったが、それが夢ではないことに気づき、恐怖を覚える。
目の前に、実体としてハリーがいるのだ。さらに混乱するケルヴィン。
なぜなら、ハリーは自殺をしてもうこの世にはいないはずだからだ。
ハリーの姿を真似た怪物か、宇宙人か・・・。
ケルヴィンは自分の前に現れたハリーを疑い、小型ロケットに閉じ込め、宇宙に発射する。
次の日。目覚めると、そこには、ハリーの姿があった。
どうなっているんだ。
一体、何なんだ。これは・・・。
大雑把に冒頭のストーリーを書くとこんな感じなんですが、どうですか。読みたくなんない?
この星に来た人には誰にでも起こる、この不思議な現象。
どうも、脳に一番刻銘に刻まれた記憶を再生させるらしい。
この後、話はもっと深くなっていきます。
人間とは一体何なのか。愛とはどういうものか。
あとがきは、わかり易い解説となっているので、不明なところも理解できます。
既に読んだという人も、この本で読んでください。ポーランド語からのはじめての完訳(これまではロシア語からの翻訳・しかも削除された箇所が結構あった)で、著者の意図を忠実に再現するように心がけているということですから・・・。
いやー・・・。
名作のパワーに圧倒されました。
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