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タウム1

Author:タウム1
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「自分の感性くらい 自分で守れ ばかものよ」 茨木のり子

この言葉を肝に銘じて、本や映画を鑑賞しています。
やっぱり読書はいいですね。
いつも何かしらの本を読んでいます。
ミステリーから純文学まで・・。
特にノンフィクションはやめられないですね。
知らなかったことがわかる快感、魂の解放って感じで・・・。

オススメ本・・・「おそめ」 伝説のホステスの生涯。何ともいえない思いになりますよ。 「わたしを離さないで」 この気高く、奥深い感じ。小説の魅力に満ち溢れてます。 オススメ映画・・「イン・ザ・ベッドルーム」 二人の女優の演技にホレボレします。  「ザ・コンテンダー」 信念を貫くとはこういうこと。強いメッセージを感じますよ。

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■広   告

建築家と画家のやりとりが楽しい  藤森照信 山口晃 著 「日本建築集中講義」
「日本建築集中講義」
藤森照信 山口晃 著



建築家と画家の二人が日本の有名な建物を訪れて、その建物について語り合う。



藤森照信×山口晃 日本建築集中講義藤森照信×山口晃 日本建築集中講義
(2013/07/24)
藤森 照信、山口 晃 他

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法隆寺や松本城などの有名な建物から
それほど有名でないものまで13の建物が登場します。
タイトルからするとこむずかしい感じがしますが、
対談形式でしかもいい感じに山口画伯のマンガが挿入されるので、
建築初心者にも楽しめると思います。

藤森先生と山口画伯のキャラクターが対照的で面白い。
建物の見物でも自分のリズムでずんずん進んでいく藤森先生と、
じっくりと見物する山口画伯の違いが際立っていた。
藤森先生の何者をも恐れぬ感じとそれを静かに見守る山口画伯。
二人の人となりがだんだんに出てきて、
回を重ねるごとに二人の親密度も増しているのが
読んでいてもわかって、終盤は思わず和んでしまった。

日本の建築についてわかるのはもちろんだが、
山口画伯の専門の美術についても語られていて、
それも興味深かった。

日本の建築の特異性について、
ところどころで語られている。
建築に現れている日本人の精神性や美徳、センス。
日本の建築が竪穴式住居から
発展していった様子がわかる建物(箱木千年家)も登場する。

機会があればこの本で取り上げられている建物を訪れてみたいです。
特に投入堂は行ってみたくなりました。




藤森照信×山口晃 日本建築集中講義藤森照信×山口晃 日本建築集中講義
(2013/07/24)
藤森 照信、山口 晃 他

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対談 | 19:59:08 | Trackback(0) | Comments(0)
好評シリーズ、第4弾。 文学賞メッタ斬り! 2008年版
大森望
豊崎由美  著


「文学賞メッタ斬り! 2008年度版」

数ある文学賞に輝いた作品とまたその選評を吟味して、たのしんじゃおうっていう本。

直木賞や芥川賞が、著者の二人が評価していない作品を選び、世間の評価と選者の感覚がいかにずれているかということを告発もしていた本。

特に、渡辺淳一や石原慎太郎、宮本輝といったベテラン作家の選評を取り上げて、そのずれっぷりを
解説して笑わせてくれていた。


文学賞メッタ斬り! 2008年版 たいへんよくできました編 (2008)文学賞メッタ斬り! 2008年版 たいへんよくできました編 (2008)
(2008/05)
大森 望豊崎 由美

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今回は副題が、「たいへんよくできまいた編」とあるとおり、直木賞も芥川賞も二人の推している作品が受賞した。
その作品とは・・・。

角田光代著 「八日目の蝉」

八日目の蝉八日目の蝉
(2007/03)
角田 光代

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川上未映子著 「乳と卵」

乳と卵乳と卵
(2008/02/22)
川上 未映子

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二人ともこの作品の評価は高い。

この作品以外にも文学賞を獲った本や候補になった本の二人の評価もわかってなかなか興味深い。

今回は、巻頭は著者の二人と作家のトークショーの様子が載せられています。
現代日本の文壇の裏側をちょっとのぞけるような感じでこれも面白かった。

ふたりの文学賞批判や審査員批判は、間接的に文学論や小説感をあらわしている。
いい小説とか、読むべき小説も次々でてきて、本がどんどん読みたくなる。

二人の毒のある突っ込みが今回がすくなかっただけに、その辺は残念だったが・・。

巻末には文学賞受賞作を採点していて、わかりやすいブックガイドとなっている。

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対談 | 23:41:10 | Trackback(0) | Comments(0)
映画では語れなかったこと 周防正行著 「それでもボクはやってない  日本の刑事裁判、まだまだ疑問あり!」
それでもボクはやってない

日本の刑事裁判、まだまだ疑問あり!



それでもボクはやってない―日本の刑事裁判、まだまだ疑問あり! それでもボクはやってない―日本の刑事裁判、まだまだ疑問あり!
周防 正行 (2007/01)
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同名の映画も公開されましたが、映画では描けなかったこと、製作時に感じた裁判制度に対する疑問をまとめた本です。

3部構成になっていて、1部は映画のシナリオの完全収録。

2部は、監督自身がカットしたシーンなどについて解説を加えている。

そして読みどころはやっぱり、3部の元裁判官と周防監督との対談となっている。


さすがに何十回、何百回と裁判傍聴しただけあって、監督の裁判制度に対する、“これは、おかしいぞ”という熱意と研究熱心な姿が見えるようだった。


裁判や弁護士などの映画やドラマで描かれえいるのは、真実を求めて奮闘する弁護士や検事などの対立の姿が多いが実際はそんな白熱の裁判は、ほとんど皆無だということ。

何せ、起訴された事件はほとんどが有罪になっているのだから。
ほかの国と比べてもこの有罪率は突出している。

対談で周防さんは、裁判だけではなく取り調べや、逮捕、そのほか裁判にいたるまでのさまざまな手続きが、いかに被疑者に過酷なものとなっているかを訴えている。

あらゆる面から素人として感じた違和感を専門家にぶつけている。
その細かさといったら、対談相手の元裁判官も目を見張るほど。


検事と弁護士の対決といった今までのあらゆるお気楽な法廷ドラマに
終止符をうつ映画と本だと思いますね。

それくらい日本の裁判は、ドラマが起きないようにできている。

裁判や司法制度に対する、周防さんの率直な疑問と熱意に頭がさがりました。


それでもボクはやってない スペシャル・エディション(2枚組)それでもボクはやってない スペシャル・エディション(2枚組)
(2007/08/10)
加瀬亮;瀬戸朝香;山本耕史;もたいまさこ;役所広司

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周防 正行 (2007/01)
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対談 | 20:15:09 | Trackback(32) | Comments(8)
目からウロコ?の人気映画対談、第三弾 町山智浩 柳下毅一郎著 「ファビュラス・バーカー・ボーイズの映画欠席裁判 3」
人気対談の第三弾。
しかも今回で最終回です。

一度でこの二人の対談を読んだことのある人なら、その魅力をもう知っているはず。
もっと続いてほしかったな。
他にこんなにあけすけで、映画業界とか映画批評の裏事情をあけすけに語っている対談ってないでしょ。

というわけで、

町山智浩柳下毅一郎

ファビュラス・バーカー・ボーイズ

映画欠席裁判 3


の感想です。

ファビュラス・バーカー・ボーイズの映画欠席裁判 3 ファビュラス・バーカー・ボーイズの映画欠席裁判 3
町山 智浩、柳下 毅一郎 他 (2007/02/26)
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マニア向け映画雑誌「映画秘宝」で連載されていた対談をまとめたものです。

今回で最終回なんてホントに残念。
それだけに、あじわって読みましよ。
でもそんなにありがたい話ばかりじゃないんでけど・・・。

いつも驚くのは二人のマニア度。
知らない映画をたくさん観ていること。

この映画のストーリーはこの映画に似ていて、この映画を意識してパクっているとか、この映画のこのシーンの元ネタはこの映画だとか・・・。

そんな知らないことのオンパレードだから、ただただ「へぇー」の連発。しかし、カタイ話題だけじゃないのが、このコンビの面目躍如。

いろんな映画のあらゆる部分に今回も突っ込みまくってます。
それから、映画監督の素顔とか、映画スターの裏の姿なんかも暴露してめすよ。

テレビに出ている映画評論家なんかが絶対言わないようなことばかり。
ほとんど悪口が多いんだけど・・。
それだけに映画の見方とか本質が勉強になるんだ。

今回、特にそうかと思ったのは、北野武監督について。
「TAKESHI’S」についてかたっているんだけど、作家の特徴を良く見抜いているって感じました。

褒めている作品もあって、見てない映画は絶対観たくなるよ。
「ココシリ」とか「スキャナー・ダークリー」とか・・。

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その他、たくさんの映画が語られているから、何かしらの映画が引っかかってくるはず。


復活を祈りつつ最後まで、笑わせていただきました。


映画の裏に隠された知らなかった事に気づかされる一冊です。

ファビュラス・バーカー・ボーイズの映画欠席裁判 3 ファビュラス・バーカー・ボーイズの映画欠席裁判 3
町山 智浩、柳下 毅一郎 他 (2007/02/26)
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対談 | 09:52:43 | Trackback(0) | Comments(0)
迷コンビの対談ラジオ本  三谷幸喜 清水ミチコ著 「むかつく二人」
結構話題になって、ベストセラーにもなっています。

二人とも、話が面白い独特のキャラクターですのでどんなトークが展開されるか、とても期待して読みました。

三谷幸喜清水ミチコ

むかつく二人

の感想です。
むかつく二人 むかつく二人
三谷 幸喜、清水 ミチコ 他 (2007/01)
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この本はFMラジオ局のJ-WAVEの番組をまとめたものです。

いきなりのっけからつかみますよ。
第一回の放送分だと思われる冒頭。
年齢の話になり、二人は生まれた年は一年の違いで同世代だというミッチャンに、三谷さんは、学年はミッチャンのほうが二つも上だと、こういいます。

三谷「でも学年っていうのは生涯を左右するものですからね。   『同学年』っていうだけでか心開いた感じしますけど、   清水さんは二つ上だからもう閉じまくってます。」

清水「(笑)閉じないで!これから番組が始まるってところ    じゃないですか。」

話題が唐突だったり、つながりがわからないところもありましたが、全体的には、面白かったです。
くすくす笑うところが数え切れないほどありました。

この凸凹のコンビがやはり絶妙ですね。
友達がいっぱいいて流行に敏感なミッチャンと、家に閉じこもり、脚本をかきまくっている三谷さん。

価値観も、考え方もまったく逆なのに、なぜこの二人が交流を持つに至ったのか。不思議に思いました。
それだけ正反対の二人でした。

男と女
都会育ちと田舎育ち
金持ちの家庭と庶民の家庭
 
ほんとにことごとく意見とか好みがちがうんですよ。

例えば、ブランコ。
ミッチャンは子供のころ、ブランコのゆれてる下にもぐりこんでスリルを味わうという“悪い”遊びをはやらせる。
しかし、三谷さんは、ブランコは苦手で、向かい合ってゆっくりとゆれるブランコのほうが好きだという。

意見が対立ばかりはしてなくて、お互いに盛り上がるところもある。
それは、やはりこどもの頃の話題。
大阪万博のときの話とか、カップラーメンが世に出始めたときの話とか練乳の話とか・・・。

対談でそれぞれのキャラクターや出自がわかるのも楽しかった。

ミッチャンは、流行にとにかく敏感。
土を使ったソースの料理をだすレストランの話とか、岩下志麻に無理してウィンナーコーヒーを出した話とか、カップラーメンを高校でブームにしてしまった話など・・。

三谷さんは、まず家が裕福ということがにじみ出ている。
何せ、お手伝いさんがいたというのが驚き。
それから、映画や歴史についてものすごく詳しい。
映画は、テレビ東京で午後にやっているような映画をおそらく子供のころずっとみていたようで、吹き替えの人のことも良く覚えている。誰がどの俳優の吹き替えをしたかとか・・。

面白かったのは、平井堅とか椎名林檎なんかとカラオケでもりあがった話は意外な交友関係がわかって面白かった。
三谷さんが支払いで、金が足りなくなって・・・。

裕福な育ちなのに、意外なけちぶりをみせている三谷さん。週刊誌は買わずにコンビニで必ず立ち読みしているそうです。
あと、ものごとに対してあまりこだわらないのかも・・。
テーブルに落ちた食べ物を何も気にせずに食べて、奥さんの小林聡美さんに驚かれたりしている。

イチローが古畑にでた話とか、奥さんのフィンランドの話とかちょっと話題が古い。
2005年の話をなぜ今本にまとめたのかちょっと不思議。もっと早く出せば、話題にのめりこめたかも知れない。

でも、さらっと読めるし、どうでもいいことについてわかって、ちょっとした薀蓄とか、三谷さんの描いたドラマの裏話も聞けるんで楽しかったですよ。

独特の二人のキャラクターに魅了される一冊です。

むかつく二人 むかつく二人
三谷 幸喜、清水 ミチコ 他 (2007/01)
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対談 | 10:57:06 | Trackback(0) | Comments(0)
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