投稿日:2007-01-14 Sun
人気シリーズの第三弾。ついに登場です。
これは、転職情報誌の「B-ing」に掲載されたものをまとめて、単行本化したものです。
今日は、
「プロ論。3」
の感想です。
![]() | プロ論。3 B‐ing編集部 (2006/12/15) 徳間書店 この商品の詳細を見る |
50人分の若者へ向けてのメッセージ。
一人分の分量も短くて手軽に読めるし、好きな人や興味を持った人から読んでもいい。
一応、
「仕事ができる人と言われたいとき」
「自分に合う仕事を見つけたいとき」
というふうに、分けられているけどあまりこれは参考にしないほうがいいね。
転職関係なく読み物としては、その人のこれまでの経歴が本人の口から語られているので、それが面白かった。
テレビでよく見る人が、「こういう経歴だったんだぁ・・」と感心したり、なんとなく「胡散臭いやつだぁ・・こいつ」と思っていたひとが、やっぱり気に食わなかったり・・・。
取り上げられている人はほとんどがテレビやマスコミに出ている人や、経済的なニュースで世間に知られた人。
それだけにちょっと偏っている気がする。
もちろん、企業に就職や転職を促す情報誌だから、今をときめくIT企業の社長やトレーダーなんかが多いのはしょうがないが・・。
でも一冊にまとめて、転職に関係ない人に読ませるにはちょっと偏ってるよ。
誰もが企業のトップになりたいと思うわけじゃないし、誰もが起業しようと思っているわけじゃないから・・。
生き方なんていろいろあるでしょ。
ある程度の経験を経て、人生のまとめの時期に入った人の意見はやはり、生きてる時間が長いだけに参考になると思う。
逆に若い経営者たちは、この先どうなってるか楽しみだね。
10年後もちゃんと、企業のトップでいられるか・・。
それでも、それぞれの人のメッセージは参考になる。
まぁ、各人各様だからまとめようがないけど・・・、無理やりまとめるとすると三つ。
1、考えて行動して成功した人
2、とりあえずがむしゃらに頑張って成功した人
3、流れに身を任せ、勝機をつかんだ人
企業経営者なんかは、1のタイプの人がほとんど。
書かれていることも、アメリカかぶれの合理主義的なこと。
「欧米か!」と思わずツッコミたくなりました。
どちらかというと芸能人やスポーツ選手のほうが生き方としは
参考になるとおもう。
ほとんどががむしゃらに頑張って、成功を手にしている。
がむしゃらとは言いながら、それそれに考えて、哲学みたいな
ものはちゃんとあるんだけど・・・・。
なんせ50人だから、強弱をつけて読んで、参考になる人や
参考になる部分を絞って読まないと、わけがわからなくなる。
そこで、勝手にオススメの人と飛ばしてもいい人を紹介しま
す。
オススメの人
林 文子
仕事に対する誠実さや熱意の大切さがよくわかった。
金 美齢
現代の拝金主義に釘をさしていて、ホントに重要なことは
何かを話している。
高田文夫
好きなことを追い求めることの大変のことと面白いことの両方
が良くわかった。
飛ばしてもいい人
陳 健一
有名な親の元に生まれること、それ以外にこの人から学ぶこと
はない気がした。
村上 隆
世間が騒ぐほどの業績がある人とは思わないし、メッセージも
期待はずれ。
藤巻健史
典型的な西洋かぶれ。
メッセージのほとんどがよくいるエコノミストなんかが言って
いる、もう聞き飽きた感のあることと何も変わらない。
でも、誰の、どのメッセージが自分の心に響くか実際読んで
探してください。
著名人の人生の一部が垣間見える一冊です。
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- 編集:B‐ing編集部
- 出版社:徳間書店
- 定価:1680円(税込み)
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