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タウム1

Author:タウム1
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「自分の感性くらい 自分で守れ ばかものよ」 茨木のり子

この言葉を肝に銘じて、本や映画を鑑賞しています。
やっぱり読書はいいですね。
いつも何かしらの本を読んでいます。
ミステリーから純文学まで・・。
特にノンフィクションはやめられないですね。
知らなかったことがわかる快感、魂の解放って感じで・・・。

オススメ本・・・「おそめ」 伝説のホステスの生涯。何ともいえない思いになりますよ。 「わたしを離さないで」 この気高く、奥深い感じ。小説の魅力に満ち溢れてます。 オススメ映画・・「イン・ザ・ベッドルーム」 二人の女優の演技にホレボレします。  「ザ・コンテンダー」 信念を貫くとはこういうこと。強いメッセージを感じますよ。

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科学者 VS イラストレーター 松井孝典 南伸坊 著 「『科学的』って何だ!」
松井孝典 南伸坊 著   『科学的』って何だ!jumee☆whyRjumee☆whyR

メディアにもよく登場する注目の学者、理学博士で東大教授の松井孝典さんとイラストレーターの南伸坊さんの対談です。

タイトルにあるテーマについても話されてますが、それだけじゃなくてまぁ雑談的にいろんなことについて縦横無尽に語っています。


「科学的」って何だ! (ちくまプリマー新書 66)「科学的」って何だ! (ちくまプリマー新書 66)
(2007/09)
松井 孝典、南 伸坊 他

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対談形式だから、わかりやすいといえばわかりやすい。
でも、冒頭のところで難しいところもあった。

科学は「わかる、わからない」 世間は「納得する、納得しない」

っていうところとか・・・。

科学者の視点でいろんなことにコメントしていて、判断に迷うようなことなんかはスッキリって感じでした。
でも、理系の人間からすると当たり前なのかも・・・・。

たとえば、

血液型占いとか、超常現象についてとか、スピリチュアルブームについてとか・・・。

専門の宇宙star1とか物理についての話も面白かった。

UFOがありえない理由、彗星流星に生物がいない話、人間には時間旅行は無理ってところなんかは、「へぇー・・・」って感心しながら読んでいました。

後半にかけて、社会の仕組みとか未来の経済とか環境とかの話になって、そこもやはり明解に判断してくれている。

特に興味深かったのは、“ハス”の研究の話。
まだ本格的に研究してはいないらしいんだけど、読んでいてこっちまでハスに興味を持ってしまった。先人でハスについてしっかり研究した人がいないって事も理由にあると思うけど、歴史や考古学や生物学に及ぶ、結構深い研究テーマだと思った。
だって、「ハス」と「睡蓮」の違いさえ知らなかったからね。jumee☆mark6gjumee☆mark6g


南伸坊がハスの話題で、提供できるネタをもっているのがすごいと思った。
ハスの花は、すごく芳しい匂いがするそうで、ハスの花が咲く夜明けに夫婦でハスの花の匂いを嗅ぎに池に行ったそうな・・・・。

読者の立場の南伸坊が、専門家との対談の経験が多いみたいでまったくの素人って感じじゃなくて、結構、さまざまな知識があるんだよね。
だから、もっと細かく突っ込んで聞いてほしいところとかあったけど・・・・。

何の分野でもそうだけど、その道を極めた人の話は面白いもんです。
改めて実感しました。


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新書 | 17:55:53 | Trackback(0) | Comments(0)
デブが損する時代だから・・・  岡田斗司夫 著 「いつまでもデブと思うなよ」
岡田斗司夫 著 「いつまでもデブと思うなよ

話題の本です。
テレビでも何度も取り上げられてますね。
王様のブランチでも、本人が登場してましたし・・。

“ようし、これは本腰をいれて読まなきゃ”って感じでこの本に没頭しました。なにせ、私、ダイエット前の著者の体型と似ているもんで・・・・。


いつまでもデブと思うなよ (新潮新書 227)いつまでもデブと思うなよ (新潮新書 227)
(2007/08/16)
岡田斗司夫

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著者は、一年で50キロもダイエットに成功した人です。
以前から、オタキングとして漫画やアニメの評論をしている姿をBSとかで見ていましたが、現在の姿は、本当に別人。

こっちはもう、単純だからこの人はもう神様みたいな人だよ。
不可能を可能にした男。
デブ界のカリスマ、かつてのデブがいまや、新書界の勝組。

とにかく真似しようって思って、読みましたよ。

内容はもう知っている人が多いと思いますが、自分が食べたものをすべてメモするという“レコーディング”ダイエット。

食事制限とか運動とか、とりあえずは必要ない。
食べたいものを食べたいだけ食べる。
守るべきルールはひとつだけ、口にいれたものをすべてメモする。

それだけ。

うそって感じなんだけど、まぁ、段階があってその後やはり通常のダイエットのような感じになる。
慣れてきたら、自分の食べたもののカロリーを計算して一日の総カロリーを出す。
そしてそこから、やせるように一日の食べ物の総カロリーを1500キロカロリー内にするように努力する。

なぁんだ、そんなことか。カロリー計算ダイエットと何も変わらないじゃんって感じなんだけど、今までとは大きく違う点がある。

それは、著者が普通体型ではなくて、生粋のデブだって事。
文章の端々からデブの感覚というものがにじみ出ていました。
これはもうデブにしかわからない思考なんですよ。
同じデブとして何度も納得して「そう、そのとおり!・・・」ってひざを打ちました。

著者の言葉で印象的なことは、デブは太るように日々努力している、というもの。
普通に生活していたら人間そんなに簡単に太らない。
自分の食べ物をメモして、一日のうち、気分転換や何かの区切りのときにいかに食べ物を口にしているかがわかり著者は驚きます。

デブはそうなるように努力している。

目からうろこの一言でした。
つまり、やせるように努力するという提案ではなくて、太る努力をやめようっていうこと。
ようし、がんばるぞ。
目指せ、マイナス50キロ。

そもそもなぜ、やせなきゃなんないの?
いろんな人のなかにデブもたまに入っていていいじゃん。
でも違うんですよ、みなさん。著者曰く、現代はキャラクター重視の時代。
つまり、見た目主義がはびこっているってこと。

どんなにおしゃれでも、デブデブ
どんなに頭脳明晰であっても所詮、デブ
その人の人間性とか、内面なんかよりも見た目ですべてをうち消してしまうんです。
太っているひとは何よりもまず“デブ”ってことで人々の頭で分類されるんですよ。
デブの人がどんなに抵抗しようともう世の中の風潮だから仕方ない。
デブの人を世間はデブとしか認識しない。
これに対して、伊集院光が怒っているらしいが、著者はそれにも反論しています。

少し前にテレビではやっていた“薀蓄”ブーム。
そこで一番売れっ子だったのが、くりぃむしちゅうの上田。
もし伊集院が太っていなかったら、上田以上に薀蓄キャラの人物として引っ張りだこだったはずと分析している。デブは、デブキャラが前面にでていて薀蓄キャラがぼけてしまうんだろう。
(この辺のことは、“ミランカ”の博士も知らないニッポンの裏で語っていました)

デブはそれだけでもう3割くらい人生をを損しているようなもの。
仕事の依頼なんかで、同じ能力のレベルだったらデブ体型と普通体型の人間では、やはりデブは選ばれないだろう。

この考えは何とも差別的で極端かもしれない。
しかし、デブの人は心のどこかで感じているはず。
「当たっている・・・・・」

一人のデブとして、私もこの考えには同意します。
世間は意外とデブに厳しいしんですよ。それは、生活していてひしひし感じます。

デブデブによるデブのためのダイエット本
これは正にそんな本です。デブの心のうちがよくわかっているもの。

さまざまなダイエットの特徴とか失敗なんかも書かれているからそれも参考になる。

やせることはぜんぜんつらくないし、楽しかったと豪語する著者。
その言葉を信じて、新たな自分を探しにレコーディングダイエットの旅に出かけようと思います。
全国のデブのみなさん、必読ですよ。
たぶん、これでやせなきゃもう後はない。そう覚悟して気合を入れます。


いつまでもデブと思うなよ (新潮新書 227)いつまでもデブと思うなよ (新潮新書 227)
(2007/08/16)
岡田斗司夫

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新書 | 02:23:02 | Trackback(5) | Comments(7)
字幕翻訳者のぼやき  太田直子著 「字幕屋は銀幕の片隅で日本語が変だと叫ぶ」
字幕翻訳者も大変なんだね。
ホント実感しましたよ。

「アザーズ」とか「シュレック2」とか「初恋のきた道」とか多くの映画で字幕を担当している著者。

字幕屋は銀幕の片隅で日本語が変だと叫ぶ 字幕屋は銀幕の片隅で日本語が変だと叫ぶ
太田 直子 (2007/02/16)
光文社
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ぼやきって言ったって、どうでもいいような話ばかりじゃないよ。

映画業界の裏事情なんかもわかって、映画ファンにもぜひ知っておきたいことも書かれている。
字幕翻訳者は、字数とせりふの時間に縛られながらも登場人物と作品の作風を壊さないようにと字幕を考えるのだが、実際は
配給会社の要求とか、観客の知的レベルや一般常識とか、表現の制限なんかで、字幕の幅は思いっきり狭まるのだ。

日ごろから日本語と付き合っているだけあって、日常に溢れているおかしな日本語、聞き過ごせない日本語やその日本語を使っている日本人に鋭い突っ込みを入れている。
そこには日本語を憂う著者の姿が垣間見える。

異文化、異言語の映画を見るのだからその垣根を越えて理解するのはやっぱ難しいよ。
今度から洋画を見る目がちょっと変わるかも・・・。
でも最近は、DVDでは吹き替で見るようになってるけど・・・。

字幕翻訳の苦労が良くわかる一冊です。

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新書 | 18:54:52 | Trackback(1) | Comments(0)
人気作家が語る物語作法 小川洋子著 「物語の役割」
お気に入りの作家、小川洋子さん。

彼女が自作の創作方法などについて語った本が出たというから、コレは読まなきゃってことで、早速、読まさせていただきました。

小川洋子

物語の役割

の感想です。

物語の役割 物語の役割
小川 洋子 (2007/02)
筑摩書房
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昨今の新書ブーム。
この本もその時流にのって出版された新書なんですが、ファンとしては好きな作家の創作の裏側を知ることが出来るのは大歓迎。
編集には、「王様のブランチ」の松田哲夫さんが関わっています。

著者が各所で講演した内容をまとめたものだから読みやすいし、分量も手ごろで一気に読めてしまう。

そこで語られていることは結構大切なことなのだ。
例えば、人間にとって物語はどういうもので、なぜ物語を必要としているのかということを著者なりの考えを話している。

それから、著者が幼少時からどう本と付き合ってきたかも語られていて、著者の作家性を理解するうえでもなかなか興味深かったし、一種の読書案内としても読める。
巻末には、この本で登場した本のリストが載っているし。

ポール・オースターの「ナショナル・ストーリー・プロジェクト」の話が出てくるんだが、「数学的媚薬」っていう話がすっごく切なくなるよ。アメリカの一般人の男同士の恋愛の話なんだが、グッときましたよ。

その他、「ファーブル昆虫記」とか「アンネの日記」とか物語の素晴らしさを教えてくれた本がでてきます。
ホロコースト文学について多く語られていて、著者にとってホロコースト文学がいかに重要なのかを思い知らされた。
極限の状態に置かれたときの人間が一番、物語を必要としているということか。

著者の物語についての考えを理解できる一冊です。

物語の役割 物語の役割
小川 洋子 (2007/02)
筑摩書房
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新書 | 08:27:17 | Trackback(1) | Comments(1)
なかなかいいこと言うね、謎のイタリア人 パオロ・マッツァリーノ著 「つっこみ力」
またまた、“王様のプランチ”の“哲っちゃん”のオススメ本です。

この人、筑摩書房の取締役だから、今回のちくま新書はまったくの純粋なオススメというよりは自社製品の売り込みって感じが強いかも知れないけど・・・。

パオロ・マッツラリーノ著

つっこみ力


の感想です。

つっこみ力 ちくま新書 645 つっこみ力 ちくま新書 645
パオロ・マッツァリーノ (2007/02/06)
筑摩書房
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著者は謎のイタリア人。

昨今の新書ブームを、この本全体でネタにして笑いものにしている。しかし、書かれているのは結構真面目で、大事なこと。

タイトルの「つっこみ力」とは、メディアリテラシーの著者が提案する新しい読み方。

メディアリテラシー。
「テレビや新聞、雑誌、広告、が伝える内容には、製作側の意図による偏りが含まれるから、鵜呑みにせず、制作者の意図をきちんと見抜いて判断しましょうね・・・」
ということ。

この言葉に関わらず、どんなに正しい言葉でも小難しいと世間一般に広まらないからもっと受けを狙って、わかりやすいようにしたらどうかという提案をしている。
最先端の学問は専門用語が難しすぎて、なかなか、一般には広がらない。
また、その専門家も専門用語を使うことで優越感に浸っている。
そんな社会じゃ、よくないだろということ。

まぁ、「そうなんだ・・・」とただ感心。

興味深かったのはむしろ後半。

データとのつきあいかたをいろいろな例をあげて、騙されないように検証している。
不況になると、自殺が増えるというのは本当か。
缶コーヒーを人が選ぶ基準と、シェアの関係。

引用する本も専門的なものから、お笑いの人の書いた本まで多岐にわたっていて、なかなか面白かった。

最後に経済とか日本の社会制度なんかにまで踏み込んで、いろいろと考えさせられた。

ほんと、謎のイタリア人って感じでつかみどころがない本だね。
脈絡なくすすんで、雑談をきいている感じ。
でも、最後にはためになってる。

専門家にたいする厳しい指摘に満ちた一冊です。

つっこみ力 ちくま新書 645 つっこみ力 ちくま新書 645
パオロ・マッツァリーノ (2007/02/06)
筑摩書房
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新書 | 03:15:26 | Trackback(0) | Comments(3)
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